2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フォト・ライブラリー(235)「咲くやこの花館」散策2

「咲くやこの花館」散策2 カリアンドラの花、何とも不思議な形をしています。まるで女性が御化粧に使うパフのようですね。 サボテンの葉ですが、まるで花のように見えます。 コチョウランの一種でしょう。1枚の花弁がこれだけ豊かな彩りを持っていることに…

フォト・ライブラリー(235)「咲くやこの花館」散策1

「咲くやこの花館」散策1 雨の休日に、大阪、鶴見緑地にある「咲くやこの花館」を訪ねました。1990年に行われた「花と緑の博覧会」のときに建造された大温室で、世界中の花を見ることができます。まずはハイビスカスから。 温室の中に入ると、まずさまざまな…

バイブル・エッセイ(255)誘惑の正体

誘惑の正体 “霊”はイエスを荒れ野に送り出した。イエスは四十日間そこにとどまり、サタンから誘惑を受けられた。その間、野獣と一緒におられたが、天使たちが仕えていた。ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち…

バイブル・エッセイ(254)魂の医者

魂の医者 イエスは、レビという徴税人が収税所に座っているのを見て、「わたしに従いなさい」と言われた。彼は何もかも捨てて立ち上がり、イエスに従った。そして、自分の家でイエスのために盛大な宴会を催した。そこには徴税人やほかの人々が大勢いて、一緒…

バイブル・エッセイ(253)本当の断食

本当の断食 ヨハネの弟子たちがイエスのところに来て、「わたしたちとファリサイ派の人々はよく断食しているのに、なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか」と言った。イエスは言われた。「花婿が一緒にいる間、婚礼の客は悲しむことができるだろうか。…

やぎぃの日記(133)諏訪司教、叙階感謝ミサ

諏訪司教、叙階感謝ミサ 昨年6月、司教に叙階され高松教区長になられた諏訪榮治郎司教様の司教叙階を感謝するミサが、先日カトリック神戸中央教会で行われた。 諏訪司教様とわたしたち神戸東ブロックの三教会はとてもつながりが深い。まず、司教様は六甲教会…

フォト・ライブラリー(234)琵琶湖・冬景色

琵琶湖・冬景色 白雪を頂いた比良山地と琵琶湖。はるか対岸に見えるのは、雄琴温泉のホテル群や堅田の街並みです。 かつて琵琶湖の畔にはあちこちに広大なヨシ原が広がっていたそうですが、今は所々に見かけるだけです。水質浄化に役立つヨシ原を取り戻すた…

バイブル・エッセイ(252)隠れたことを見ておられる神

隠れたことを見ておられる神 「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人からほめられようと会堂や街角です…

フォト・ライブラリー(233)琵琶湖・菜の花散歩2

琵琶湖・菜の花散歩2 菜の花畑に到着したときは薄曇りで、肌寒かったのですが、1時間くらいすると雲が切れてぽかぽかの日差しが射しこんできました。菜の花の黄色が、いっそう温かに見えます。 菜の花畑の向こうを、カラフルなコートを着たご婦人たちの一団…

フォト・ライブラリー(232)琵琶湖・菜の花散歩1

琵琶湖・菜の花散歩1 琵琶湖の湖畔で、菜の花がすでに満開という信じられないような話を聞きました。現地に問い合わせて確認してみると、早咲きの品種で、確かに今が盛りだとのこと。半信半疑で行ってみると、確かに満開の菜の花畑が、見渡す限り黄色のじゅ…

バイブル・エッセイ(251)病人を運ぶ信仰

病人を運ぶ信仰 数日後、イエスが再びカファルナウムに来られると、家におられることが知れ渡り、大勢の人が集まったので、戸口の辺りまですきまもないほどになった。イエスが御言葉を語っておられると、四人の男が中風の人を運んで来た。しかし、群衆に阻ま…

フォト・ライブラリー(231)春を待ちわびて〜綾部山梅林

春を待ちわびて〜綾部山梅林 寒い写真が続いたので、一昨年、兵庫県網干市の綾部山梅林を訪れたときの写真をお届けしようと思います。実はこの梅林、観賞専用ではなくて農家が梅を収穫するための畑を兼ねています。そのため品種は少ないですが、その規模はい…

フォト・ライブラリー(230)冬の大原〜寂光院

冬の大原〜寂光院 寂光院の門をくぐり、石段を上がっている途中で急に雪が激しくなりました。視界を遮るほどの大雪で、辺りはたちまちのうちに雪化粧を施されていきました。まるで「写真を撮るなら今お化粧するから待っていて」と言われたような気分でした。…

フォト・ライブラリー(229)冬の大原〜山里の雪景色

冬の大原〜山里の雪景色 雪雲のあいだから太陽が差し込み、大原を囲む山並みを照らしました。山肌の陰影が見事です。 真っ白な雪に覆われ、静まり返った大原の山里です。 民家の軒先に咲いたサザンカの花にも、雪が降り積もっていました。 こちらは南天の実…

バイブル・エッセイ(250)心の目を開く

心の目を開く そのとき、イエスと弟子たちはベトサイダに着いた。人々が一人の盲人をイエスのところに連れて来て、触れていただきたいと願った。イエスは盲人の手を取って、村の外に連れ出し、その目に唾をつけ、両手をその人の上に置いて、「何か見えるか」…

フォト・ライブラリー(228)冬の大原〜実光院

冬の大原〜実光院 宝泉院を出て三千院の方に向かって戻っていくと、右手に実光院の門が見えてきます。門の両側にがっしりと組まれた石垣が目印です。入り口で鐘を鳴らすと、お寺の方が案内に出てきてくださいます。 中に入ると、まずは客間でお薄が振る舞わ…

フォト・ライブラリー(227)冬の大原〜宝泉院

冬の大原〜宝泉院 三千院の門を出て、茶店が並ぶ通りを右手に進んでいくと天台宗の大寺院、勝林院に突き当たります。この辺りの地名、勝林院町の由来にもなっているくらい由緒あるお寺です。次に訪れた宝泉院は、勝林院の僧坊の一つだったお寺で、庭園の美し…

バイブル・エッセイ(249)イエス様の温もり

★このエッセイは、子どもたちと共に捧げるミサでの説教に基づいています。 イエス様の温もり 重い皮膚病を患っている人が、イエスのところに来てひざまずいて願い、「御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言った。イエスが深く憐れんで、…

バイブル・エッセイ(248)一人ひとりに違ったしるし

一人ひとりに違ったしるし イエスはティルスの地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通り抜け、ガリラヤ湖へやって来られた。人々は耳が聞こえず舌の回らない人を連れて来て、その上に手を置いてくださるようにと願った。そこで、イエスはこの人だけを群…

フォト・ライブラリー(226)冬の大原〜三千院・後半

冬の大原〜三千院・後半 牡丹雪が舞い散るなか、客殿を出て御庭を散策しました。こんな大雪の日に来た人だけが、静かな無人の境内にたたずむ恵みを与えられるのでしょう。心が洗われます。 三千院の名物「わらべ地蔵」、こんな雪の中でも穏やかな笑みを絶や…

フォト・ライブラリー(225)冬の大原〜三千院・前半

冬の大原〜三千院・前半 初雪の頃、大原の山里を訪ねました。京都駅前は快晴で雪の気配さえなかったのですが、バスで1時間ほどはしっていく途中で雪が舞い始め、大原に着くともう一面の雪景色でした。バス停から、まずは三千院を目指しました。 御庭の縁側に…

バイブル・エッセイ(247)心から出るもの

心から出るもの イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた。「皆、わたしの言うことを聞いて悟りなさい。外から人の体に入るもので人を汚すことができるものは何もなく、人の中から出て来るものが、人を汚すのである。」イエスが群衆と別れて家に入られると、弟…

フォト・ライブラリー(224)春を待ちわびて〜大阪城公園梅林・後半

春を待ちわびて〜大阪城公園梅林・後半 深みのある青空と枝の柔らかな緑、そして真っ白な梅の花びら。早春ならではの美しさです。 何とも言えず美しいピンク色、思わず見とれてシャッターを押すのを忘れそうになります。 この梅林の特徴は、さまざまな種類の…

フォト・ライブラリー(223)春を待ちわびて〜大阪城公園梅林・前半

春を待ちわびて〜大阪城公園梅林・前半 今年は梅の開花が大幅に遅れており、アップする写真に困ります。冬景色の写真ばかりでも気が滅入るでしょうから、今回は一昨年の2月に大阪城公園で撮影した梅の写真をお届けしたいと思います。まずは見事な枝ぶりの紅…

バイブル・エッセイ(246)旅の始まり

旅の始まり イエスは会堂を出て、シモンとアンデレの家に行った。ヤコブとヨハネも一緒であった。シモンのしゅうとめが熱を出して寝ていたので、人々は早速、彼女のことをイエスに話した。イエスがそばに行き、手を取って起こされると、熱は去り、彼女は一同…

フォト・ライブラリー(222)北近江冬の旅〜長浜城

北近江冬の旅〜長浜城 琵琶湖の畔にそびえ立つ、長浜城の天守閣までやってきました。豊臣秀吉によって築城されたという由緒正しいお城、雪の中で威厳のある佇まいを見せています。 天守閣からの眺めです。右上の黒っぽい部分が琵琶湖なのですが、雪煙にかき…

《『愛する子どもたちへ〜マザー・テレサの遺言』増刷》

シスターたちの誓願式を前にして祈るマザー・テレサ。1994年5月、カルカッタ、聖マリア小教区にて。Copy Right: 片柳弘史 『愛する子どもたちへ〜マザー・テレサの遺言』増刷 2001年4月に発売されて以来、マザー・テレサのメッセージを日本のすみずみにまで…

フォト・ライブラリー(221)北近江冬の旅〜大通寺

北近江冬の旅〜大通寺 湖北の人々の信仰を集める真宗大谷派の名刹、大通寺。参道を歩いていくと、大きな山門が見えてきます。 山門をくぐって参道の方を振り返ると、降りしきる雪で先がよく見えないほどでした。こんな大雪の日にお寺を訪ねる人もいないので…

バイブル・エッセイ(245)奇跡はどこから

奇跡はどこから イエスはそこを去って故郷にお帰りになったが、弟子たちも従った。安息日になったので、イエスは会堂で教え始められた。多くの人々はそれを聞いて、驚いて言った。「この人は、このようなことをどこから得たのだろう。この人が授かった知恵と…