2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

フォト・ライブラリー(259)春の新宿御苑散策〜後半

春の新宿御苑散策〜後半 先週訪れた新宿御苑では、ツツジも満開を迎えつつありました。美しい日本庭園に、真っ赤なツツジが彩りを添えています。 八重桜が散った後は、ミツバツツジ、ヒラドツツジなど、ツツジの季節がやって来ます。新緑の緑に赤がとても映…

バイブル・エッセイ(274)身代わりの愛

身代わりの愛 わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。羊飼いでなく、自分の羊を持たない雇い人は、狼が来るのを見ると、羊を置き去りにして逃げる。―狼は羊を奪い、また追い散らす。―彼は雇い人で、羊のことを心にかけていないからで…

フォト・ライブラリー(258)春の新宿御苑散策〜前半

春の新宿御苑散策〜前半 先日、所用で四ツ谷に行った帰りに新宿御苑を散歩してみました。東京にいた頃はよく行ったのですが、今回は5年ぶりくらいだったでしょう。ちょうど八重桜が満開を迎え、真っ赤なつつじが咲き始めたところでした。 ぼってりと分厚くて…

「マザー・テレサに学ぶキリスト教」第1回

シスターたちを祝福するマザー・テレサ。1995年、カルカッタ、マザー・ハウスの聖堂にて。 Copy Right/ 片柳弘史 講座「マザー・テレサに学ぶキリスト教」第1回〜マザーとの出会い このブログでも何回かお知らせしたとおり、4月20日から神戸・三ノ宮の女子パ…

フォト・ライブラリー(257)淡路島の春3〜明石海峡公園

淡路島の春3〜明石海峡公園 「あわじ花さじき」からバスで国営明石海峡公園までやってきました。黄色に覆い尽くされた「あわじ花さじき」と打って変わって、こちらは今、色とりどりのチューリップに埋め尽くされています。チューリップ・アイランド・パーテ…

バイブル・エッセイ(273)出来事に聞く

出来事に聞く 民衆全体から尊敬されている律法の教師で、ファリサイ派に属するガマリエルという人が、議場に立って、使徒たちをしばらく外に出すように命じ、それから、議員たちにこう言った。「イスラエルの人たち、あの者たちの取り扱いは慎重にしなさい。…

フォト・ライブラリー(256)淡路島の春2〜「あわじ花さじき」後半

淡路島の春2〜「あわじ花さじき」後半 この斜面は早咲き品種の菜の花で、まさに今がピークでした。桜と同じで例年より10日ほど開花が遅れたそうです。 神様が被造物の色付けに使う絵の具があるとすれば、この季節は黄色だけ早くなくなってしまいそうですね。…

フォト・ライブラリー(255)淡路島の春1〜「あわじ花さじき」前半

淡路島の春1〜「あわじ花さじき」前半 何か花が咲いていないかなと新聞や旅行雑誌を調べてみたところ、どうやら淡路島で菜の花やらチューリップやらが満開らしいと分かりました。神戸・三ノ宮から淡路島はバスでわずか1時間弱、天気のいいお休みの日にさっそ…

バイブル・エッセイ(272)生きられた真理

生きられた真理 わたしの子たちよ、これらのことを書くのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためです。たとえ罪を犯しても、御父のもとに弁護者、正しい方、イエス・キリストがおられます。この方こそ、わたしたちの罪、いや、わたしたちの罪ばかりでな…

バイブル・エッセイ(271)信仰の大地を歩く

信仰の大地を歩く 夕方になったので、弟子たちは湖畔へ下りて行った。そして、舟に乗り、湖の向こう岸のカファルナウムに行こうとした。既に暗くなっていたが、イエスはまだ彼らのところには来ておられなかった。強い風が吹いて、湖は荒れ始めた。二十五ない…

フォト・ライブラリー(254)京都の桜2012〜後半

京都の桜2012〜後半 かつて西田幾多郎や三木清が思索にふけりながら歩いた若王子神社から銀閣寺に至る疎水沿いのこの道は、その名も「哲学の道」。この季節に歩くと、きっと人生や世界に肯定的な哲学が生まれるでしょう。 バスで平野神社に移動しました。平…

フォト・ライブラリー(253)京都の桜2012〜前半

京都の桜2012〜前半 満開の桜に心を惹かれ、京都の町をカメラを持って駆け回ってきました。まずは清水寺から。右上に見えるのが「清水の舞台」です。 三年坂の途中で見かけた桜です。町屋の壁やお寺の屋根瓦との取り合わせが、とっても京都らしいと思いまし…

バイブル・エッセイ(270)生きる力

生きる力 神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。御子を信じる者は裁かれない…

バイブル・エッセイ(269)愛の温もり

愛の温もり ★このエッセイは、先日行われた初聖体・祝福式ミサでの説教に基づいています。 十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマ…

フォト・ライブラリー(252)神戸の桜2012〜王子公園・後半

神戸の桜2012〜王子公園・後半 9時の開門と同時に、動物園の中に入ってみました。運動公園の桜もかなりのものでしたが、動物園の中はまるで桜の大洪水でした。 桜の枝のあいだから、可愛らしい動物の顔のゴンドラがついた観覧車が見えます。王子動物園の名物…

フォト・ライブラリー(251)神戸の桜2012〜王子公園・前半

神戸の桜2012〜王子公園・前半 終わりゆく桜の季節を偲んで、関西でも屈指の桜の名所、王子公園の桜の写真をお届けしたいと思います。王子公園の中にはパンダで有名な動物園と運動公園があります。まずは運動公園の桜からお楽しみください。 テニスコートの…

バイブル・エッセイ(268)宣教せずにいられない

宣教せずにいられない 議員や他の者たちは、ペトロとヨハネの大胆な態度を見、しかも二人が無学な普通の人であることを知って驚き、また、イエスと一緒にいた者であるということも分かった。しかし、足をいやしていただいた人がそばに立っているのを見ては、…

《2012年度の講座ご案内》

《2012年度の講座ご案内》 いよいよ来週から2012年度のキリスト教入門講座が開講されます。今年度は、聖書と祈りを中心とした火曜講座と、マザー・テレサを通してキリスト教を学ぶ金曜講座の二本立て。どちらでも興味のある方に、お気軽にご参加ください。会…

フォト・ライブラリー(250)神戸の桜2012〜護国神社

神戸の桜2012〜護国神社 昨日の雨と共に去っていった今年の神戸の桜、どうぞ写真でお楽しみください。まずは神戸で有数の桜の名所の一つ、護国神社です。境内にはたくさんの屋台が並び、提灯が飾られて連日「花見の宴」が催されています。 薄いピンクの花び…

フォト・レポート(107)被災地はいま4〜大船渡・教会の仲間たち

被災地はいま4〜大船渡・教会の仲間たち 海から数百メートルの距離にある大船渡教会ですが、高台にあるために今回は大きな被害を免れました。そもそも大船渡教会は、1960年のチリ地震津波で53名もの犠牲者を出す被害を受けた大船渡の町に、ベタニア会の神父…

フォト・レポート(106)被災地はいま3〜大船渡・復興への力強い歩み

被災地はいま3〜大船渡・復興への力強い歩み 大船渡を復興を象徴するものの一つは、津波によって廃墟となった町のあちこちで忙しく動き回る重機の姿でしょう。一体、何百台の重機が集まっているのか。日本中から、大船渡の復興のために十機が集まっているの…

フォト・ライブラリー(249)醍醐寺の桜

醍醐寺の桜 あらためまして、ご復活おめでとうございます。全国各地から桜の開花情報が寄せられる今日この頃ですが、わざわざ遠くまで花見に行く時間がない方も多いでしょう。そんな方々のために、復活の喜びを込めて京都でも屈指の桜の名所、醍醐寺の桜の写…

バイブル・エッセイ(267)復活の確信

◆ご復活、おめでとうございます!◆ 復活の確信 あなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスに結ばれるために洗礼を受けたわたしたちが皆、またその死にあずかるために洗礼を受けたことを。わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずか…

フォト・レポート(105)被災地はいま2〜大槌町・復興の足音

被災地はいま2〜大槌町・復興への歩み 大槌ベースが支援活動をしている山間の仮設住宅を訪ねました。辺りは本当に山と田んぼしかありませんが、そこを拠点として、津波で家を失った方々が新しい生活に向って力強い歩みを始めておられました。 仮設住宅の周り…

フォト・レポート(104)被災地はいま1〜大槌町・津波の爪痕

被災地はいま1〜大槌町・津波の爪痕 3月27日から31日まで、カトリック六甲教会の信徒・司祭合わせて11人のチームが、大阪教会管区大船渡ベースを拠点として被災地でのボランティア活動を行いました。その際に撮影した写真から、被災地の今をお伝えしようと思…

フォト・ライブラリー(248)春爛漫の大阪城公園

春爛漫の大阪城公園 カテドラルで行われた聖香油のミサの後、大阪城公園を散策してみました。桜はまだ全体として3分咲き程度でしたが、木によっては満開に近いものもあり、たくさんの方々がお花見を楽しんでいました。 広大な公園の敷地の中には、ソメイヨシ…

バイブル・エッセイ(266)裏切ったのは誰か

裏切ったのは誰か そのとき、十二人の一人で、イスカリオテのユダという者が、祭司長たちのところへ行き、「あの男をあなたたちに引き渡せば、幾らくれますか」と言った。そこで、彼らは銀貨三十枚を支払うことにした。そのときから、ユダはイエスを引き渡そ…

《「ふっこうのかけ橋」プロジェクト概要》

カトリック大阪大司教区神戸地区で現在進行中の「ふっこうのかけ橋」プロジェクト。福島の子どもたちを神戸に招くことを目的としたプロジェクトの概要と、現在までの歩みをご紹介したいと思います。 【 なぜ平仮名で「ふっこう」なのか? 】 今回、プロジェ…

バイブル・エッセイ(265)「神の子」の尊厳

「神の子」の尊厳 昼の十二時になると、全地は暗くなり、それが三時まで続いた。三時にイエスは大声で叫ばれた。「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。そばに居合わせ…

やぎぃの日記(139)大船渡から5

3月31日(土)大船渡から5 大船渡ベースを朝8時過ぎに出発し、バスで5時間かけて仙台へ、仙台からは飛行機で1時間半ほどで大阪へ無事に帰ってくることができた。途中、仙台ではカトリック元寺小路教会に置かれた仙台教区サポートセンターを訪ね、責任者の成井…