2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

フォト・ライブラリー(400)初秋の伊吹山登山〜後半

初秋の伊吹山登山〜後半 初秋の伊吹山登山、後半をお届けします。6合目を越えたあたりから姿を見せ始めたのは、イブキトリカブト。トリカブトの一種ですが、伊吹山で最初に発見されたことからこの名が付いたそうです。 トリカブトの名の由来は、鳥の形の兜に…

バイブル・エッセイ(365)愛がないなら

愛がないなら 「ある金持ちがいた。いつも紫の衣や柔らかい麻布を着て、毎日ぜいたくに遊び暮らしていた。この金持ちの門前に、ラザロというできものだらけの貧しい人が横たわり、その食卓から落ちる物で腹を満たしたいものだと思っていた。犬もやって来ては…

フォト・ライブラリー(399)初秋の伊吹山登山〜前半

初秋の伊吹山登山〜前半 台風一過の秋晴れの日に、日本百名山の一つ、憧れの伊吹山に登ってきました。三ノ宮神社から山道に入るコースです。 琵琶湖のほとりに聳える名峰、伊吹山。まずはうっそうとした木立に囲まれた山道を黙々と進んでゆきます。高度が上…

祈りの小箱(65)『祈ることは愛すること』

『祈ることは愛すること』 「誰かのために祈る」と言いながら、実は自分のために祈っている。そんなことがよくあります。例えば、お母さんが「うちの娘が間違いに気づいて、わたしの思った通りの人生を選びますように」と祈る場合、会社で「同僚が回心して、…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージから■ 9月17日(火)朝のミサ 「花婿は去り、教会は主を探し求めながら歴史の中を歩いていきます。その間、教会はひとりぼっちなのです。主はどこにも見当たりません。教会には、確かに寡婦としての側面があります。…

【カトリック三軒茶屋教会写真展・講演会終了御礼】

カトリック三軒茶屋教会写真展・講演会終了御礼 神様の大いなる祝福のうちに、カトリック三軒茶屋教会での写真展、講演会が終了しました。集まってくださった方は、なんと400人。聖堂が、補助席までほぼ満席になるほどの大盛況でした。福音宣教の熱意に燃え…

バイブル・エッセイ(364)分かち合うための富

分ち合うための富 「ある金持ちに一人の管理人がいた。この男が主人の財産を無駄使いしていると、告げ口をする者があった。そこで、主人は彼を呼びつけて言った。『お前について聞いていることがあるが、どうなのか。会計の報告を出しなさい。もう管理を任せ…

フォト・ライブラリー(398)初秋の六甲の花々

初秋の六甲の花々 台風が通り過ぎて、一気に秋めいた気候になってきました。気がつけばもう9月も半ば過ぎ。今日は、六甲教会の庭やご近所で見かけた秋の花々をご紹介したいと思います。まずは彼岸花から。 教会の庭に咲く彼岸花は、なぜか白ばかり。赤は片隅…

祈りの小箱(64)『神が見えてくる透明性』

『神が見えてくる透明性』 今日は、司祭叙階の恵みを受けてからちょうど5年の記念日。夏の黙想会で出会ったこの言葉を手がかりにしながら、司祭としてのこれまでの歩みを振り返りながら時を過ごしました。イエズス会員に向けて書かれたものですが、みなさん…

祈りの小箱(63)『正しいことを言うときには』

『正しいことを言うときには』 「正しいことを言ってるんだからいいだろう」とばかりに、面と向かって相手の欠点をずばずばと指摘する人をときどき見かけます。確かに、その人の言っていることは正しいのですが、言われた人はどう思うでしょうか。言われた人…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージから■ 9月10日(火)朝のミサ 「キリスト教徒が、日常生活の中で、公の場での話や神学、典礼、その他さまざまなことの中で、勝利主義的な態度をとっているのを見かけます。それは、彼らが心の奥深くから復活した方を…

祈りの小箱(62)『もっとすばらしい関係』

『もっとすばらしい関係』 とても大切にしていた人間関係が、自分の不注意な言動や相手の裏切りによってあっという間に壊れてしまった。そんな体験が、きっと誰にでもあるでしょう。そんなとき、深い苦しみの中で「あんなことをするんじゃなかった」と自分を…

バイブル・エッセイ(363)罪人だからこそ

罪人だからこそ わたしを強くしてくださった、わたしたちの主キリスト・イエスに感謝しています。この方が、わたしを忠実な者と見なして務めに就かせてくださったからです。以前、わたしは神を冒涜する者、迫害する者、暴力を振るう者でした。しかし、信じて…

フォト・ライブラリー(397)初秋の有馬への道

初秋の有馬への道 このところデスク・ワークが続いて体に力が余っていたので、お休みを利用して教会から有馬温泉まで歩いてきました。 わたしが働くカトリック六甲教会は「六甲登山口」と呼ばれる場所にあり、山に向かって歩き始めればもう六甲山登山の開始…

【写真展・講演会などのお知らせ】

写真展・講演会などのお知らせ 1.写真展・講演会 ■日本カトリック看護協会全国大会in仙台■ 10月25日から仙台で開催される、日本カトリック看護協会全国大会で講演させていただくことになりました。テーマは「キリストの輝き〜マザー・テレサに学ぶ奉仕の心」…

祈りの小箱(61)フランシスコ教皇『戦わなければならない戦い』

フランシスコ教皇『戦わなければならない戦い』 9月7日を「シリア、中近東、そして全世界の平和のために捧げる断食と祈りの日」と宣言し、サン・ピエトロ広場で10万人での祈りの集いを開催するなど、世界の平和について積極的なアピールを続けているフランシ…

祈りの小箱(60)『相手の幸せを第一に』

『相手の幸せを第一に』 先日、バチカンで行われた「シリア、中近東、そして全世界の平和のための祈りの集い」で、フランシスコ教皇は集まった10万の人々に次のように語りかけました。 「人間が自分のこと、自分の利益のことだけを考え、自分を世界の中心に…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージから■ 9月1日(日)アンジェラス 「私たちは平和な世界を望みます。私たちは平和の人になりたいのです。対立と紛争によって引き裂かれたわたしたちの世界に、平和を芽吹かせたいのです。戦争を繰り返してはなりません…

バイブル・エッセイ(362)自分の十字架

自分の十字架 大勢の群衆が一緒について来たが、イエスは振り向いて言われた。「もし、だれかがわたしのもとに来るとしても、父、母、妻、子供、兄弟、姉妹を、更に自分の命であろうとも、これを憎まないなら、わたしの弟子ではありえない。自分の十字架を背…

【シリア、中近東、そして全世界の平和のために捧げる祈りの夕べ】

祈りの小箱(59)『契約の虹』(創世記9)

『契約の虹』(創世記9) 夏の疲れが出たのか体も心もずっしりと重かったある日の夕方、ミサに行こうと外に出てびっくり仰天。教会の東の空に、天高くそそり立つような大きな虹が出ているではありませんか。あまりの見事さに立ちどまり、ぽかんと口をあけて眺…

【『祈りへの旅立ち〜マザー・テレサに導かれて』本日発売】

『祈りへの旅立ち〜マザー・テレサに導かれて』本日発売! 福者コルカタのマザー・テレサの記念日に当たる本日9月5日、ドン・ボスコ社より新刊『祈りへの旅立ち〜マザー・テレサに導かれて』が発売されました。マザー・テレサに導かれながら、イエス様が住ん…

祈りの小箱(58)『自分をゆるしてあげましょう』

『自分をゆるしてあげましょう』 「ゆるし」というテーマを考えるとき、他人をゆるすのも確かに難しいことですが、もっと難しいのは自分で自分をゆるすことなのではないかと感じることがあります。他人のことをゆるせても、自分の人生をありのままに肯定でき…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージから■ 8月25日(日)アンジェラス 「キリスト教徒であるとは、ただそのラベルを張っているということではないとイエスはおっしゃいます。あなたはラベルだけのキリスト教徒ですか、それとも真実のキリスト教徒ですか…

祈りの小箱(57)『神様のプロジェクト』

『神様のプロジェクト』 神様はあらかじめすべてのことを計画していて、わたしたち人間はその計画を変えることができない。救われる人は必ず救われる、救われない人はどうやっても救われない。災害や事故、飢餓、戦争なども、すべて神の計画であって人間には…

バイブル・エッセイ(361)喜んで末席に着く

喜んで末席に着く イエスは、招待を受けた客が上席を選ぶ様子に気づいて、彼らにたとえを話された。「婚宴に招待されたら、上席に着いてはならない。あなたよりも身分の高い人が招かれており、あなたやその人を招いた人が来て、『この方に席を譲ってください…