2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【講演会in神戸】『日々を生きる力』

【講演会in神戸】 『日々を生きる力~あなたを励ます聖書の言葉』 日時 2023年6月10日(土) 13:30 開場 14:00~15:30 講演会 場所 カトリック神戸中央教会主聖堂参加無料、事前予約不要 短い聖書の言葉にわかりやすい解説をつけ、366日分まとめた片柳神父の…

バイブル・エッセイ(1083)盗人の声と羊飼いの声

盗人の声と羊飼いの声 「はっきり言っておく。羊の囲いに入るのに、門を通らないでほかの所を乗り越えて来る者は、盗人であり、強盗である。門から入る者が羊飼いである。門番は羊飼いには門を開き、羊はその声を聞き分ける。羊飼いは自分の羊の名を呼んで連…

こころの道しるべ(163)自分の幸せ

自分の幸せ 幸せそうな人の真似をしても、それで幸せになれるとは限りません。大切なのは、その人にはその人にふさわしいものがあり、自分には自分にふさわしいものがあると気づくこと。他人は気にせず、自分にとって本当に必要なものを見つけましょう。 『…

バイブル・エッセイ(1082)心を開く

心を開く この日、(すなわち週の初めの日、)二人の弟子が、エルサレムから六十スタディオン離れたエマオという村へ向かって歩きながら、この一切の出来事について話し合っていた。話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて来て、一緒に歩き始めら…

こころの道しるべ(162)成長の証

成長の証 成長とは、これまで見えていなかったものが、見えるようになるということ。理不尽に思える苦しみでさえ、乗り越えたとき、「あの苦しみにも、確かに意味があった」と思えるようになるのは、苦しみの中で成長したからなのです。 『やさしさの贈り物…

バイブル・エッセイ(1081)信じるために

信じるために その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子…

バイブル・エッセイ(1080)復活の意味

復活の意味 週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が…

バイブル・エッセイ(1079)ガリラヤへ

ガリラヤへ さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリアともう一人のマリアが、墓を見に行った。すると、大きな地震が起こった。主の天使が天から降って近寄り、石をわきへ転がし、その上に座ったのである。その姿は稲妻のように輝き…

バイブル・エッセイ(1078)見よ、キリストの十字架

見よ、キリストの十字架 ピラトはもう一度官邸に入り、イエスを呼び出して、「お前がユダヤ人の王なのか」と言った。イエスはお答えになった。「あなたは自分の考えで、そう言うのですか。それとも、ほかの者がわたしについて、あなたにそう言ったのですか。…

バイブル・エッセイ(1077)イエスの模範

イエスの模範 過越祭の前のことである。イエスは、この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。夕食のときであった。既に悪魔は、イスカリオテのシモンの子ユダに、イエスを裏切る考えを抱かせ…

こころの道しるべ(161)幸せになる力

幸せになる力 幸せな人とは、見つける力、驚く力、感動を人と分かち合う力、与えられた恵みに感謝する力を持っている人のこと。特別なものは必要ありません。誰にでもあるそれらの力を磨くだけで、わたしたちは幸せになれるのです。 『やさしさの贈り物~日…

バイブル・エッセイ(1076)苦しみの絆

苦しみの絆 昼の十二時に、全地は暗くなり、それが三時まで続いた。三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。そこに居合わせた人々のうち…