2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
与える幸せ みんなの幸せな顔を見ることが自分の幸せ。それ以外には、何の見返りも求めない。サンタクロースは、そんな生き方の素晴らしさを教えてくれます。いつまでも消えない本当の幸せは、受け取ることより、むしろ与えることにあるのです。 『悲しみの…
共に祈る家族 両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をした。イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。祭りの期間が終わって帰路についたとき、少年イエスはエルサレムに残っておられたが、両親はそれに気づかなかった。イエスが道…
福音の光 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。 万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。 言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝…
喜びの知らせ そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。ヨセフもダビデの家に属…
変わらない価値 人からほめられたからといって自分の価値が上がることはないし、けなされたからといって自分の価値が下がることもありません。何より大切なのは、自分で自分の価値に気づき、人からなんと言われようと、その価値を見失わないことなのです。 …
迷いのない信仰 そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子がおどった。エリサベトは聖霊に満たされて、声高らかに言った…
2種類の幸せ 幸せには、なにかがあった幸せと、なにもなかった幸せの二種類があります。見つけにくいのは、何もなかった幸せ。「特別な変化もなく、いつも通り恵みに満ちた一日だった」と思って感謝すれば、どんな日にも幸せを見つけられるでしょう。 『悲し…
こんなわたしでさえ そのとき、群衆はヨハネに、「わたしたちはどうすればよいのですか」と尋ねた。ヨハネは、「下着を二枚持っている者は、一枚も持たない者に分けてやれ。食べ物を持っている者も同じようにせよ」と答えた。徴税人も洗礼を受けるために来て…
人生の物語 人生は、自分だけが最初から最後まで読み通すことのできる一つの物語。途中の数ページを読んだだけの人に、その価値を判断できるはずがありません。最後のページを閉じるとき、自分が本当におもしろかったと思えたなら、それで十分なのです。 『…
愛によって選ぶ 皇帝ティベリウスの治世の第十五年、ポンティオ・ピラトがユダヤの総督、ヘロデがガリラヤの領主、その兄弟フィリポがイトラヤとトラコン地方の領主、リサニアがアビレネの領主、アンナスとカイアファとが大祭司であったとき、神の言葉が荒れ…
優先順位 自分と向かいあう時間をとらないと、何が一番大切なことか分からなくなり、優先順位をつけられなくなって忙しくなります。忙しいから自分と向かいあう時間がとれないのではなく、自分と向かいあう時間をとらないから忙しくなるのです。 『悲しみの…
委ねる準備 「太陽と月と星に徴が現れる。地上では海がどよめき荒れ狂うので、諸国の民は、なすすべを知らず、不安に陥る。人々は、この世界に何が起こるのかとおびえ、恐ろしさのあまり気を失うだろう。天体が揺り動かされるからである。そのとき、人の子が…