マザー・テレサの言葉(1) 隣人を愛する


 「わたしは神を愛します。でも隣人は愛しません」というのでは不十分です。
 目に見ることができ、触れることができ、一緒に住んでいる隣人のことを愛することができないなら、どうして見ることのできない神を愛することができるのでしょうか。
 ですから、愛が真実のものであるためには、痛みを感じるまで愛さなければならないと知ることがとても大事です。

※写真の解説…「死を待つ人の家」の病人を見舞うマザー・テレサ。写真・文とも『愛する子どもたちへ』(写真・編訳 片柳弘史ドン・ボスコ社、2001年)より。