わたしたちは毎日、御聖体の大切な恵みをいただいているのですから、
その恵みの中でのキリストとの交わりが、
まずわたしたちの祈りです。
キリストの愛、キリストのそばにいる喜び、
キリストの愛への自己放棄、
それらこそがわたしたちの祈りなのです。
祈りは完全な自己放棄、
キリストとの完全な一致以外の何ものでもないからです。
これこそがわたしたちを、世界のただ中にいながらも観想者とするのです。
※写真・文とも『わたしはあなたを忘れない マザー・テレサのこころ』(ドン・ボスコ社刊)より。