2010年12月24日(金) アリアワン村での葬儀ミサ
アリアワン村の周りには、のどかな棚田の風景が広がっています。右側に生えている高い木からは、べテル(噛みタバコ)に使われる実が獲れます。
田んぼで農作業をしている人に声をかけたら、今朝のミサで第一朗読を読んでくれた信者さんでした。ナトニン教会の信者さんの9割以上は棚田を耕すお百姓さんです。
稲の苗が、美しい緑色に色づいていました。1カ月後には田植えが始まるそうです。
苗床をよく見ると、泥の上に稲穂をそのまま寝かせただけなのがわかります。とても素朴な農法ですね。
村の男の子たちが、スィパと呼ばれる蹴鞠のような遊びをしていました。この辺りで人気がある遊びのようです。
男の子が、スィパに使われるボールを見せてくれました。この地方の名物、竹細工のボールでした。