マザー・テレサ生誕100年記念写真展News(62)京都写真展、来場者の声


 ロザリオを祈るマザー・テレサカルカッタ、聖ザビエル・カレッジの校庭にて。 Copy Right:片柳弘史
《京都写真展、来場者の声》
 先日、京都・思文閣美術館にておこなわれた写真展に寄せられた皆様からの声がわたしの手元に届きました。その中からいくつかを、皆さんと分かち合いたいと思います。お忙しい中来場してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
マザー・テレサのことはみんなから聞いていたけど、今日は自分と照らしあわせたり、言葉を読んでなにか感じるものがあって、ほんまに行動しているから言えることがあると思いました。わたしも行動します。
マザー・テレサさんは、すごいしいい人だとすぐわかりました。ぼくも、マザー・テレサさんみたいにどんどんなっていきたいです。
マザー・テレサのお話を読むと、改めて魂が神様のうちにある人なのだなと実感しました。わたしも耳を澄ませて神様の声が聴ける人間になりたいです。わたしも輝いていられる人でありたいと思います。
・マザーとその後ろにいらっしゃる神様から放たれる光に感謝。今日いただく恵みの光を、両手に抱いて明日を迎えたいと思います。
・どんな生命も大切にされていることを教えられます。どのように生きていくのかと問われている気がします。
・2009年の春にカルカッタの「死を待つ人の家」でボランティアをしました。あなたの国のカルカッタの助けとなりなさいというシスターの言葉が身に沁みます。一つ一つの行為に愛をこめて、人と関わっていきたい。そんなふうに思います。
・京都の観光案内所でパンフレットをたまたま見つけ、今日ここに来ました。マザー・テレサの言葉はとても大切です。今日は出会いに感謝します。
・マザーの「あなたの場所で、あなたのできることをしなさい」という言葉を20年前に読みました。「遠くでなく、ここで」、その言葉を折々思い出しながら、ここでやっていくしかないと思い定めて今日まで来ました。マザーは、わたしにとって身近な方でした。
・洗礼名にマザー・テレサの名をいただいたけれど、これからはマザーの言葉の数々を実践できる自分になりたいと思います。
・子どもの頃に、マザー・テレサの伝記を読みました。シリーズものの本でしたが、その頃マザーはご存命で、シリーズの他の人物は歴史上の偉人ばかりだったので、こんなに早くすごいことをした人なのだという印象を強く持ちました。大人になってマザー・テレサの言葉と写真を拝見したことで、ただ「すごい方だ」という感想だけでなく、小さなことでも「自分の思いを込めて社会に対してできること」は何か探すことの大切さを教えていただけたように思います。
マザー・テレサと同じ時代に生きられてとても幸せです。
・マザーに見つめられています。写真の中から優しく、厳しい目で見つめられています。消費し続けることが、たくさんの物に囲まれることが豊かだと思っていた私を、何も所有せず、でもたくさんの愛を持ち続けていた本当に豊かなマザーが美しい瞳でわたしを見てくれています。
東日本大震災で科学の力の限界に立ち尽くす「人」の姿。マザーの実践された行為の中で、ほほ笑み、優しい言葉がけなど、今この時に大切な普遍的なものであることを思います。

《これからの写真展》
★2011年6月17日(金)〜24日(金) 京都ノートルダム女子大学
 思文閣美術館に続いて、6月には再び京都で写真展が行われます。京都ノートルダム女子大学構内での開催ですが、この期間はオープンキャンパスで、外部の方も入場可能だそうです。
日程:2011年6月17日(金)〜24日(金)
会場/ 京都ノートルダム女子大学ユニソン館
連絡先/ カトリック教育センター075-706-3764

⇒6月17日午後5時から6時半、同会場でわたしの講演会も行われることになりました。こちらも一般に公開されるようですので、興味のある方はぜひお立ち寄りください。
★2011年7月1日(金)〜10日(日) 静岡市・がれりあ布半
開場時間/ 13:00-17:00 入場無料
会場/ がれりあ布半 (静岡県静岡市葵区、静岡浅間通り商店街)
主催/ 文化の小さな窓(代表・長倉礼子)
後援予定/ 静岡新聞社毎日新聞社朝日新聞社
連絡先/ がれりあ布半 054-252-9537