マザー・テレサ生誕100年記念写真展News(65)静岡写真展終了御礼


カルカッタ、本部修道院の聖堂で祈るマザー・テレサの横顔。 Copy Right: 片柳弘史
《静岡写真展終了御礼》

 7月1日から10日まで静岡市葵区の「ガレリア布半」で開催されていたマザー・テレサ写真展が、盛況のうちに終了したとのお知らせがありました。カトリックの方だけでなく、プロテスタント諸教派や一般の方など、幅広くたくさんの方がお越しくださったようです。暑い中、会場を訪れて下さった皆様に心から感謝いたします。なお、会場では東日本大震災の被災地支援の募金も並行して行われ、多くの寄付があったとのことでした。マザーの祈りと共に、皆さんの愛が被災地に届くことでしょう。
★会場からの声
 主催者の方から送っていただいたアンケート、襟を正して読ませていただきました。珠玉のような感想ばかりですが、すべてはご紹介できないのでその一部のみ御紹介させていただきたいと思います。皆さま、本当にありがとうございました。
・数々の写真を拝見して「本物の美しさ」を見つけたように思います。宝石や服で着飾ったのではなく、神様が与えて下さった自分を精一杯生きるのがどれほど美しいか。「あなたはどうですか?」と写真のマザーに問われました。
・世界にはまだ貧しい子どもたちがたくさんいることを、知っていても忘れてしまっている自分に気づきました。「本当の愛は家庭からはじまります」との言葉の通り、まずは家庭から始めたいと思います。
・まだマザーが生きていらした頃、「死を待つ人の家」でボランティアをしたことがきっかけで看護師になりました。マザーのお説教を聞いたときの心の震えは、今も体が覚えています。わたしの心の中でも、マザーは生きていると実感しています。
・マザーの笑顔の素晴らしさ、この笑顔でどんなに多くの人々の心に希望をもたらしたことでしょう。1つの笑顔の大切さを痛感しました。
・部屋に入った途端、涙がとまらなくなりました。感動しました。
・マザーの足の写真に感激しました。「わたしをお使いください」とおっしゃるマザーのお姿は心に響きます。
・「物は豊かだけれど心は貧しい」とマザーが日本の感想を述べられていたのが忘れられません。写真と言葉が生きたように感じられ、わたしがどう生きているか問われているようです。今に感謝し、貧しい人たちのことを忘れないようにしたいです。
・マザーのお優しい人柄がにじみ出ていました。
・マザーがノーベル平和賞を受けるずっと以前より写真集を買って見るようになり、ずっと関心と親しみと尊敬をもっております。いちずな信仰と愛の行為を、自分も持ち続けたいと願います。
・マザーの素朴な一面や、何気ない普段の顔に「ふつうのお婆さん」の親しみを感じる。
・マザーの存在を知った高校生の時から、いつもわたしはマザーに励まされてきました。家庭を持った今、マザーから教えていただいたことを自分なりに実現していきたいと努力する日々です。マザーには確かに一つの真理が宿っていると感じます。
・マザーは今も生きていらっしゃると、わたしも心から思います。
・マザーの笑顔に、人間性がよく表れているように思います。わたしも少しでも近づきたいです。
・子どもたちの目に引き込まれる思いでした。貧しさの中に生きるということを考えるときでした。
・日頃、忙しさや仕事の中でお金や物にこだわったり、多くのことをいかに速くするかということにとらわれてしまい、それが一番大切なことではないとわかっていてもつい忘れてしまっていることに気づかされます。人にとって一番大切なことは何か、深く考えさせられます。
・初めて見るマザーの写真が多く、しかも大きくて見やすく、マザーの生き生きとした目がとても印象的でした。深いしわの中に輝く優しいまなざしと、深い心の思いを強く感じました。