フォト・ライブラリー(183)須磨アルプス縦走2

須磨アルプス縦走2

ここが須磨アルプス最大の難所「馬の背」です。標高200mくらいの低い尾根なのですが、風化した花崗岩が切り立つ難所。身を縮めて岩の間を潜り抜けたり、鎖を使ってごつごつした岩をよじ登ったりしながら少しずつ進んでいきます。

この岩などは、アルプスの名にふさわしい堂々たる風格を備えているようです。眼下に広がる住宅地を見ず、岩場だけ見ていれば気分はアルピニストです。

須磨アルプス縦走コースは、途中で何か所か住宅地を通り抜けます。民家の庭先に咲いていた花です。

コースの途中、「おらが茶屋」から見た高倉台団地です。この場所にはかつて高倉山という山があったそうですが、掘り崩されてポートアイランドの埋め立てに使われたとのこと。スケールの大きな開発です。

鉢伏山、旗振山、鉄拐山、栂尾山、横尾山、東山と200m級の山々を縦走し、目的地の妙法寺まで下りてきました。半日だけでしたが、アルプス登山の気分を満喫した縦走でした。