《「被災地にとどけ、心の歌声〜テゼの祈りを神戸から」開催報告》


「被災地にとどけ、心の歌声〜テゼの祈りを神戸から」開催報告

 11月25日金曜日の午後7時より、カトリック六甲教会にて「被災地にとどけ、心の歌声〜テゼの祈りを神戸から」が開催され、教派を越えて372人もの方々が参加してくださいました。お忙しい中お集まりいただき、共に祈ってくださった皆さん、全国から心を合わせて祈ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
 参加教派は日本基督教団日本聖公会、近畿福音ルーテル教会、キリスト改革派、カトリック教会など多岐に及びました。会場がカトリック教会だったせいかカトリック信徒が多かったようですが、プロテスタントカトリックの比率はちょうど半々くらいだったようです。遠くは山口県高知県福井県三重県京都府などから参加してくださった方もいらっしゃいました。
 会場入り口で集めた被災地のための皆様からの募金は総額305,000円に達しました。集めたお金は、第53回神戸市民クリスマスでの献金と合わせて超教派の青年の集いのメンバーたちが被災地に直接届けてくれる予定です。近いうちに、その様子もこのブログでご報告できるでしょう。
 アンケートも261人の方が記入して下さり、ほとんどの方が「このような機会があればまた参加したい」と回答してくださいました。会場で直接に、あるいはこの数日にお会いして「本当にすばらしいひと時だった」と言ってくださった方も多数おられました。わたし自身も、まったく同感です。
 「見よ、兄弟がともに座っている。なんという恵み、なんという喜び」という詩篇の意味を、深くかみしめたひと時でした。もし世の終わりにキリストの兄弟姉妹が一つに集められる日が来るとすれば、今回の集いはまさにその喜びの日の先取りだったと言えるでしょう。神に感謝、集まってくださった皆さんに感謝です。
※写真の解説…1枚目、当日の会場の様子。2枚目、キャンドルとイコンで飾られた祭壇。3枚目、フランスのテゼ共同体からやって来て、集いを指導してくださったブラザー・ギラン。