北近江冬の旅〜北国街道
長浜はかつて、京都と北陸をつなぐ北国街道の宿場町として栄えました。今でも街の繁華街は、北国街道沿いにあります。道の両側に商家が軒を連ね、大雪のこの日もたくさんの人たちで賑わっていました。
琵琶湖に面した長浜の街には、何本もの疎水が流れています。かつては農作物などさまざまな物資の運搬に使われたのでしょう。
民家の軒先で、南天の赤い実に雪が降り積もっていました。
こんな大雪の日は、どこに行くのも大変です。みなさん傘を差し、雪をしっかり踏みしめながら歩いてゆきます。
北国街道沿いには、昔ながらの町屋がいくつも残っています。染みのついた板壁や格子窓が、歴史の重みを感じさせてくれます。
