琵琶湖・冬景色
白雪を頂いた比良山地と琵琶湖。はるか対岸に見えるのは、雄琴温泉のホテル群や堅田の街並みです。
かつて琵琶湖の畔にはあちこちに広大なヨシ原が広がっていたそうですが、今は所々に見かけるだけです。水質浄化に役立つヨシ原を取り戻すため、ヨシを植え直す作業も行われていました。
午後の日差しを浴びて輝く水面に、よく見るとたくさんの鴨たちが浮かんでいます。
水際の遊歩道を歩いていくと、驚いた鴨たちが一斉に飛び立ちました。
ここは野鳥の保護区。広大なヨシ原は、たくさんの野鳥たちが営巣する場でもあります。
湖畔の遊歩道を2時間あまり歩いて、ようやく琵琶湖博物館に到着しました。琵琶湖の歴史や植生、生き物などを総合的に調査する研究所に併設したこの博物館。何よりの目玉は琵琶湖の湖底を歩いているかのような錯覚に陥る、この大水槽でしょう。他にも琵琶湖に住むあらゆる種類の魚が飼育されており、見ごたえ十分です。冬の菜の花畑から博物館へ、琵琶湖の魅力を満喫した一日でした。
