フォト・ライブラリー(290)「ふっこうのかけ橋」の舞台〜舞子の海

「ふっこうのかけ橋」の舞台〜舞子の海

「海の日」にちなんで、8月2日から行われる「ふっこうのかけ橋」プロジェクトの主な舞台となる神戸市垂水区、舞子の海をご紹介したいと思います。

舞子の海水浴場「アジュール舞子」は、いくつかの小さな入り江が連なる砂浜です。ライフセイバーチームが小さな隅々まで目を光らせており、事故が起こりにくいことで知られています。

福島からやって来る子どもたちは、ここで神戸の子どもたちと一緒に海水浴を楽しむことになります。放射能の影響でプールが閉鎖され、しばらくのあいだ泳ぐことができなかった福島の子どもたち、きっと喜んでくれることでしょう。

海から大きく伸びあがった入道雲が、海水浴に興じる子どもたちを見下ろしています。青い空、白い雲、透き通った海、100%全開の夏です。

海水浴場のすぐ右手に、明石海峡大橋がかかっています。本州と淡路島、そして四国をまっすぐに結ぶ巨大なかけ橋です。福島から来た子どもたちは、到着した日の晩、大型フェリーでこの橋の下までクルーズすることになっています。

夕暮れ時の明石海峡、この海岸は夕日の名所としても知られています。

夜、ライトアップされた明石海峡大橋は、まるで夢のかけ橋です。福島の「ふく」と神戸の「こう」を合わせて「ふっこうのかけ橋」と名付けられたわたしたちのプロジェクトも、福島と神戸の人々の心を結び、子どもたちを明るい未来へといざなう夢のかけ橋になってくれることを願います。