フォト・ライブラリー(298)中高生会キャンプ2012

中高生会キャンプ2012

8月14日から16日まで、中高生会キャンプで奈良と三重の県境にある山荘、レーベンス・シューレに行ってきました。出発するときはこの夏一番の大雨に見舞われ、電車が止まったりして大変でしたが、幸い夕方までには天候が回復。無事にキャンプを始めることができました。

山荘の中での一コマ。トランプ遊びに興じる中高生とリーダーたちです。

山荘のお風呂は薪で沸かします。中学一年生の男の子が、生まれて初めての釜焚きに挑戦です。

朝6時には起床、まずは沈黙の中で山荘の周りを散策する時間がとられます。黙って歩いていると、色々な発見があります。

山荘の敷地の中を流れる小川。山荘だけでなく、この山全体をフランシスコ会が所有しています。「フランシスコの山」と言うそうです。

大きなトンボも見つけました。街の中では、こんなに大きなトンボを見かけることはありませんね。

昼間は、台風や虫食いなどで倒れた木の片づけや、植林作業に励みました。スコップを握る手に力が入ります。

大学生リーダーも、慣れない手つきで倒木の枝を運んでいます。気を付けてね。

植林するための苗木をトラックに積み込む子どもたち。苗木と言っても、もう彼らの背丈くらいはあります。

お昼ご飯に、流しソーメンをしました。同じソーメンでも、竹に流すとおいしく感じられるから不思議です。何杯も食べて、お腹がいっぱいになりました。

午後、山の中をしばらく散策してみました。この辺りは林業が盛んで、見事な杉林がどこまでも続いてます。

「フランシスコの山」の入り口近くにある幻の滝、「レーベンス大滝」です。この数日の雨で水量が増し、なかなかの景観になっていました。

「フランシスコの山」の山頂付近から眺めた夕日です。遠く、紀伊半島の山並みの向こうに夕日が沈んでいきます。

夜は、倒木などを積み上げて、キャンプ・ファイアーです。まあ、単に焚火を夜しただけではないかという声もありましたが…

晩御飯は、バーベキュー。お腹がぺこぺこだったせいか、山の新鮮な空気の中で食べたからか、お肉も野菜もとてもおいしかったです。

一日の最後は花火大会。子どもたちの頭の上には、手を伸ばせば届きそうな満天の星空。「すごいねぇ」と言って見上げているわたしたちの目の前を、大きな流星が通り過ぎました。あんなにはっきりと流星を見たのは、わたしも生まれて初めてでした。子どもたちの心にも、忘れられない思い出として刻み込まれたことでしょう。