フォト・ライブラリー(325)六甲山の紅葉7〜有馬、瑞宝寺公園・後半

六甲山の紅葉7〜有馬、瑞宝寺公園・後半

緑からオレンジ、オレンジから赤へと変わっていくモミジの色。交じり合ってとてもきれいです。豊臣秀吉が、瑞宝寺のモミジを日が暮れるまで飽きずに眺めたというのも頷けます。

午前中、雨が降っていたときとは全く違った姿を見せるモミジたち。あまりの美しさに、ただ息を飲むばかりです。

真っ赤なモミジの葉の中にほっかりと窓があき、向こう側の空が見えていました。

枝の先端から紅葉が始まり、しだいに根元に向かっていくのが分かります。緑を背景にすると、赤の鮮やかさが一層際立ちますね。

かつてここにあったお寺、瑞宝寺の名残りの山門。19世紀に京都から移築されたものだそうです。

日が陰って、しっとりとした色合いを見せるモミジの葉。落ち着きがあって、これはこれできれいですね。

地面には、モミジの落ち葉がびっしりと敷き詰められていました。踏みしめるたびに聞こえる「カサカサ」という音が、秋の深まりを感じさせてくれます。

最後まで鮮やかな彩りで目を楽しませてくれるモミジの落ち葉。まさに有終の美を飾っています。

瑞宝寺公園から降りてきて、こちらは温泉街の近くの山道。風が吹くたびに、赤や黄色のモミジの落ち葉が舞い落ちてきます。

最後は有馬温泉の名物、豊臣秀吉の妻、ねねの像と真っ赤なモミジです。有馬には、この時期に何回か訪れたことがありますが、こんなに見事な紅葉に出会ったのは今回が初めて。きっと日本中の皆さんに紹介するようにとの神様の御旨でしょう。写真を通してお楽しみいただけたなら幸いです。