【教皇様、ツイート開始】


教皇様、ツイッター公式アカウントでツイート開始!
 教皇ベネディクト16世が、昨日ついに公式アカウント( @Pontifex )からの最初のツイートを発信しました。ツイッターをしておられない方や、言葉の壁を感じておられる方のために、今回の一連のツイートの内容を日本語でまとめておこうと思います。昨日、教皇様のアカウントから質問も含めて7つのツイートが続けて発信されましたが、その後は沈黙が続いています。今後、どのくらいのペースでツイートが発信されるのかも気になるところです。
■今回のツイート
12/12/19:28
「友である皆さん、皆さんとツイッターを通してやり取りができることを喜んでいます。皆さんの寛大な反応に感謝します。皆さんすべてに、心からの祝福を送ります。」
12/12/20:15
「どうしたら、日々の生活の中で信仰年を祝うことができるでしょう?」
「祈りの中でイエスと話すこと、福音書の中で語っておられる内容に耳を傾けること、困っている人の中にイエスを探すことによってです。」
12/12/23:01
「希望のない世界で、どうしたらイエスへの信仰を生きられるのでしょう?」
「信じる者は決して一人ぼっちではないと、確信していいでしょう。神は私たちがその上に人生を築き上げる確かな岩であり、神の愛はどんなときにも忠実です。」
12/12/02:01
「仕事や家族、社会からの求めによって忙しい中で、どうしたらもっと祈れるのか、何か御助言を。」
「自分のすることすべてを主に捧げなさい。日常生活のあらゆる場面で主の助けを求め、主がいつもあなたの隣にいることを思い出しなさい。」
■気になる今後のツイート
 今回のツイートについての評価と、気になる今後のツイートについて、教皇庁広報評議会次官、ポール・タイ師の発言をまとめてみました。
教皇様は、一般謁見やアンジェラスの際の主な教えを要約してツイートするでしょう。しばらくのあいだ、それが最も普通の、定期的な発信の場になるはずです。」
「今回の試みのポイントは、困難に直面した世界にあって希望と愛のメッセージを分かち合うことができるということです。」
「フォロワーの数は急速に増えています。彼らがリツイートすることで、メッセージがさらに浸透することを望みます。」
「『種まきのたとえ』を思い出してください。福音の言葉を分かち合うなら、それは必ず人々の心に届くでしょうし、もしかするとこれまでまったく関係のない環境や場所にいた人の心にさえ届くかもしれないのです。」
「まずは3つの質問に答えますが、来週中に皆さんは、ツイッターを利用したこれまでにない形での教皇のコミュニケーションが始まるのを見ることになるでしょう。」