フォト・ライブラリー(368)セントヨゼフ女子学園マリア祭

セントヨゼフ女子学園マリア祭

今年も三重県津市にあるセントヨゼフ女子学園のマリア祭でお話ししてきました。今年で3回目、わたしの中でしだいに年中行事になりつつあります。

毎年、お天気に恵まれるこのマリア祭ですが、今年はこれまでになくよい天気。まるでマリア様の心のように清くすがすがしい青空が、学園全体をすっぽり包み込んでいるようでした。講話では、「神様の手の中の鉛筆として生きましょう」という話をしました。

こちらは、学園の正面玄関。学園の守護聖人であるセントヨゼフが、来校者を優しく歓迎してくれます。

この学校は、1959年、カロンデレットの聖ヨゼフ修道女会のシスターたちによって創立されました。三重県でも屈指の名門女子高です。

こちらはシスターたちが住む修道院。昨晩は、ここに泊めてもらいました。

修道院の聖堂には、とても暖かな光があふれていました。神様の愛の中に吸い込まれていきそうな雰囲気です。

ツツジの花も、校内のあちこちで見かけました。柔らかな木々の新芽によく映えています。

朝早く、学校の周りを散歩してびっくり。学校のすぐ隣に、こんなため池がありました。昨年までは準備に追われて散歩するゆとりもなく、気づいていませんでした。

ため池の畔では、藤の花が満開。野生のフジは、藤棚とちがってとてもダイナミックな伸び方をしています。

竹林へと続く農道。始めて来たのに、なぜかとても懐かしい風景です。日本人の原風景の一つなのかもしれません。

優しい緑に彩られた木々が、散歩中のわたしを見下ろしていました。歩いているだけで、心に神様の恵みがどんどん流れ込んできます。

マリア祭に続いて、高校1・2年生の生徒たちに「愛するために」というテーマで2回、授業をしました。とても真剣に聞いてくれたので、思っていたこと以上のことを話すことができました。質疑の時間にも次々と鋭い問いかけが出て感心しました。今年も恵み豊かなひと時を与えて下さった学園の皆さんと神様に感謝。