佐用町南光ひまわり畑2013
佐用町でひまわりが満開を迎えているとの神戸新聞の記事に惹きつけられ、早速出かけてきました。佐用町は、ご覧の通り、兵庫県の山間にあるのどかな町です。
ここ宝蔵寺地区の畑に植えられたひまわりの数は、なんと19万本。これから8月半ばまで、地区ごとに作られたひまわり畑が次々に満開を迎えていくとのことでした。
数十万のひまわりの花のあいだを、無数のミツバチが飛び交っていました。これだけ大きな花なら、さぞかし蜜の吸いがいもあることでしょう。
たった1本咲いているだけでも辺りが明るくなったような気がするひまわり。これだけたくさん咲いていると、目が眩みそうです。
まるで地上に降りた太陽か、太陽の子どもといった堂々たる風格のひまわり。
太陽に向かってまっすぐに咲くその姿は、だらけがちな夏の心を励ましてくれます。
このひまわり畑、実は休耕田を利用して作られたものです。すぐ隣には、青々と稲の生い茂った田んぼが広がっています。
山際までびっしりと広がる田んぼ。夏の陽ざしを浴びて、稲はどんどん成長していきます。
並んで咲いたひまわりたち。まるで、何かおしゃべりしているようにも見えます。
ひときわ鮮やかに輝くひまわりの花。吸い込まれそうになる美しさです。
花が咲き終わった後、このひまわりから油を取ったり、肥料を作ったりすると聞きました。無駄がありませんね。
あまりの暑さで頭がくらくらしそうになったので、畑の一角に農家の皆さんが作った番小屋に避難。お茶と冷やしトマトをごちそうになりました。その朝、もいできたばかりだという冷たいトマト。とてもおいしかったです。
背筋をぴんと伸ばしたひまわり。まるで天を突くような勢いです。
真っ青な夏の空とのコントラストが、まさにひまわりという感じ。今回も、一番よい天気を与えて下さった神さまに感謝せずにいられません。
ひまわり畑を横に見ながら走り抜けていく列車。この辺りの列車は、どれもかわいらしい一両編成です。
まるで夢の世界に迷い込んだかのような、つかの間のひまわり散歩。ミツバチのように飛び回っているうちに、すっかり汗でびっしょりになってしまいました。これほどまでに美しい世界を創って下さった神さまに感謝。