フォト・ライブラリー(393)京都水族館

京都水族館

今週のお休みの日は、あいにく雨でした。そこで、野外での撮影をあきらめ、以前から気になっていた京都水族館へ。昨年の春に開業したばかりの新しい水族館です。

瑠璃色の光で満たされた大水槽。建物の外観も含めて、瑠璃色がこの水族館のシンボル・カラーのようです。

夏休み中の館内は、子どもたちで一杯。この男の子たちは、大水槽の前で釘付けになっていました。気持ちは分かります。

この水族館のもう一つの名物はペンギンです。

プールに餌が投げ込まれたので、ペンギンたちが一斉に飛び込みました。このペンギンは、飛び込もうかと思案中のようです。

飛び込んで泳ぐペンギンたちの姿を、下から見られるというのがこの水族館の特徴。プールに餌を定期的に投げ込むのは、泳ぐ姿を見せるためなのです。

こうしてみると、ペンギンが鳥だということがよく分かります。このペンギンは、顔を水につけて下にいる私たちを見物しているようでした。

ペンギン水槽の近くに置かれた空っぽの水槽。「何だろう?」と思って見ていたら、いきなり下からゴマフアザラシが浮上してきました。子どもたちもびっくりです。

水槽の中でゆらゆらと揺れる美しいサンゴ。サンゴが生き物だということがよく分かります。

元気よく泳ぎまわるカクレクマノミたち。見つけた子どもたちは口を揃えて「ニモ、ニモ」と呼んでいました。映画の影響はすごいですね。

ライトアップされて神秘的なブルーに光るミズクラゲ。海水浴所場でよく見かけますが、こんなにきれいな生き物だったとは驚きです。

無数に伸びた繊細な食指を、優雅に揺らして泳いでゆくミズクラゲ。いくら見ていても飽きません。

最後はイルカのショー。開園当初は演技がいまいちと酷評されていましたが、今ではこの通り。見事に息があったジャンプです。

青いスエット・スーツを着てイルカたちの演技を遠くから見ているのは調教師さん。演技が決まってうれしそうです。このショーは、イルカたちと調教師さんの努力のたまものと言っていいでしょう。

胸びれを使って挨拶するイルカ。目元がとてもうれしそうです。いくら見ても見飽きないほど不思議でかわいらしく、魅力的な魚と動物たち。あらためて神の創造の業の偉大さを思いました。たまには水族館もいいですね。