フォト・ライブラリー(402)万博記念公園のコスモス2013

万博記念公園のコスモス

大阪の万博記念公園でコスモスが満開を迎えたと聞いて、さっそく出かけてきました。30万本のコスモスたちが作り出す美の世界をお楽しみください。

「花の丘」の入口近くにあるこの花壇では、ピンクの花びらに赤い縁取りがある「あかつき」や、中央部が赤くなっている「フラッシングピンク」など、いくつかの品種のコスモスが寄せ植えされていました。

こちらは御馴染の「センセーション」。コスモスと言えば、やっぱりこれですね。

この花壇では、オレンジや黄色のキバナコスモスも寄せ植えされていました。花壇の隅に「パレード・ミックス」と立札がありましたが、まさに色のパレードです。

ピンク、オレンジ、黄色、白など、いったい何色が入り混じっているのでしょう。幻想的な色の世界です。

まっすぐ太陽に向かって咲くキバナコスモス。こんなに鮮やかな黄色のコスモスは、初めて見ました。

清涼感のあるレモン色が魅力的な「イエローキャンバス」。さわやかな秋風によく似合います。

まるでベルベットのような光沢をもった真っ赤な花びらの「レッドベルサイユ」。名前からして上品な感じがします。

こちらはオレンジ色のキバナコスモス。背景の緑によく映えています。

筒のような形の花びらが特徴的な「シーシェル」。「海の貝殻」という意味ですが、確かに花びらの1枚1枚が巻貝のように見えます。

「センセーション」を中心とした一番大きな花壇。どこまでも青く澄んだ秋の空に、コスモスのピンクがよく似合っています。

コスモスには「宇宙」という意味もありますが、確かに1輪1輪の花に宇宙的な美しさを感じます。1輪の花の中に、全世界が凝縮されているようです。

花びらの縁がギザギザに切れ込んだコスモス。何という種類でしょう?

2輪並んで咲いた黄色とピンクのコスモス。調和のとれた美の世界です。

コスモスの散歩道。まるで絵本の中のようです。

どこでどの角度から撮っても美しい花畑。時間が過ぎるのを忘れてしまいます。

20万本のコスモスを撮影すること4時間半。さすがに疲れてきたので、これで見納めにすることにしました。名残はつきませんが、万博記念公園のコスモスとは、これでしばらくお別れになるでしょう。

万博記念公園の花は、コスモスだけではありません。サルビアマリーゴールドなども、ちょうど見ごろを迎えていました。

赤やオレンジの花畑に、リナリアの紫が彩りを添えていました。涼しげな美しさです。

やはり、満開のコスモスを見ないと秋が来た気がしません。秋らしいさわやかな風と透明な陽射しの中で、自然の恵みを満喫した1日でした。丹精込めて花たちを育てて下さった公園の皆さんと、これほどまでに美しい世界を創って下さった神様に感謝。