フォト・ライブラリー(408)永平寺の紅葉2013

永平寺の紅葉2013

日本キリスト教団福井地区の信徒大会に招かれて、先日、福井市に行ってきました。城之橋教会で行われた大会の後、「せっかく福井まで来たのだから」ということで牧師の浦上充先生ご夫妻が永平寺を案内してくださいました。福井市永平寺を中心として動く町、やはりここを見ないと話しにならないようです。

 山の斜面にいくつもの建物が並び、それらが屋根つきの渡り廊下で連結された建て方が印象的でした。

うっそうとした杉木立がお寺の周りを囲み、厳しいまでの静寂を作り出していました。温度も市内より1〜2度低いのでしょうが、何よりも清らかな空気に身が引き締まる思いがしました。

永平寺では、現在も200人以上の僧侶たちが厳しい修行を続けているとのこと。あちこちで、若いお坊さんたちが掃除をしたり、祈ったりしている姿を見かけました。

冬の間の数ヶ月、すっかり雪に閉ざされる永平寺。廊下が完全に外界と遮断されているのは、きっと、僧侶たちを冬の寒さから守るためなのでしょう。

僧堂の一角に置かれた鐘。きっと時刻を知らせる合図のためのものでしょう。

曹洞宗の開祖、道元は「春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえて冷しかりけり」と歌っているそうです。大自然をあるがままに受け入れ、愛でる心が感じられます。

大会が終わった後出かけたので、境内はすでに薄暗くなっていました。ちょっと残念でしたが、暗がりの中に浮かび上がる紅葉の美しさを発見することができました。

落ち葉が降り積もった石段。観光客もまばらになった境内を、厳かな静寂が支配していました。

私も、修道会に入って最初の2年間、広島で修行生活を送ったことがあります。境内を歩きながら、その頃の雰囲気を思い出して背筋が伸びました。若い僧侶たちの、道を求める真摯な姿勢に学びたいと思います。
★お土産に、1枚目の写真をカードにしてみました。こちらからJPEGでDLできますので、どうぞお楽しみください。
 永平寺の紅葉2013.JPG 直