円覚寺、妙香池のカワセミ
正月の帰省中の1日、学生時代の友人たちと一緒に鎌倉に行きました。わたしは友人たちとの待ち合わせの時間より少し早く到着して、北鎌倉を散策。円覚寺の池で、思いがけない「お年玉」をもらいました。カワセミとの遭遇です。
実は、昨年も同じ時期にこの場所でカワセミを見かけたので、「もしかすると」とは思っていました。ですが、カワセミはめったに姿を見せない鳥。池に近づいてコバルトブルーの羽を見つけたときは、本当に驚きました。
岩の上から池の中の餌を探しているカワセミ。小魚やエビなどを捕まえて食べているようです。
水面で一瞬ホバリングし、獲物を見定めて急降下。水から出てきたときには、ちゃんと小魚を口にくわえていました。
青い羽があまりにも美しいために「水辺の宝石」とも呼ばれるカワセミ。中国では翡翠と呼ばれています。ヒスイという石の名前は、この鳥からとられたものだそうです。
まるでジェット機のように飛び立つカワセミ。あまりにスピードが速くてピントを合わせきれませんでしたが、雰囲気だけでもお楽しみください。
青い翼を完全に広げたカワセミ。餌を求めて池の上空を飛行中です。
餌を見つけると、しばらくその場でホバリング。態勢を整えて、一気に飛び込みます。
餌が現れるのを待ちくたびれて、あくびしているカワセミ。嘴が大きいので、あくびも目立ちます。
カワセミと出会った円覚寺の妙香池の全景です。この池の近くにもう1つ池があり、カワセミは2つの池のあいだを行ったり来たりしているようでした。カワセミを撮影したのは生まれて初めてのこと。何かいい年になりそうな新年のスタートでした。
