【フランシスコ教皇の言葉】


フランシスコ教皇の言葉
■説教、メッセージから■
1月5日(日)御公現ミサ説教
「空に現われた星が、博士たちの心の中に光を灯しました。キリストの大いなる光を探す旅へと駆り立てる光です。博士たちは、彼らの心を満たした光に従って進み、主と出会ったのです。」
「信仰の旅で私たちを導いてくれる光の一つは、聖なる『狡猾さ』です。それも、徳の一つなのです。それは、危険に気づき、それを避けることができる霊的な抜け目のなさです。博士たちは帰り道、この光に従って別のルートをとることにしたのです。」
「イエスを探す旅の途中で、博士たちがいつも私たちのそばにいることを感じましょう。博士たちの模範は、星を見上げ、心の中にある大いなる望みに従って進むのを助けてくれます。博士たちは、平凡な生活に満足せず、いつでも善にして、真、美である方、すなわち神に向かって進むようにと教えています。外見によって、世間が偉大で賢明で力強いとみなすものによって欺かれることがないようにとも教えています。」
1月5日(日)アンジェラス
「神は無理に改宗させる方ではありません。神は愛して下さる方なのです。神の愛は、信じていないあなた、教会から離れているあなたを探し求め、待っています。それが、神の愛なのです。」
1月7日(火)朝のミサ
「たくさんの思いが現れては消える私たちの心は、まるで街の市場のように見えます。ですが、すべてに従ってはいけません。主のうちにとどまるため、それらが主から来たものなのかどうか試す必要があります。」
「浮かんできた思いや望みが、あなたを謙遜にし、小さくし、隣人への奉仕へと導くなら、それはイエスからのものです。しかし、自己満足や虚栄、プライドへと導くなら、具体的でない思索へと導くなら、それはイエスからのものではありません。」
教皇様のツイート■
12月26日(木)
「ご降誕の場面を前にして、信仰ゆえの迫害に苦しんでいる人たちのために特に祈りましょう。」
12月27日(金)
「福音の喜びがどんなときにも、特にこのクリスマスに、私たちの心の中にありますように。」
12月29日(日)
「私たちの母マリアは、心が慈しみに満たされているからこそ美しいのです。」
12月30日(月)
「幼子イエスの顔を見るとき、私たちは祈りの中で神の顔を思い描きます。来て、共に主を讃美しましょう。」
12月31日(火)
「飼い葉桶から、イエスの誕生がこの世界にもたらした喜びと深い平安を頂きましょう。」
1月2日(木)
「神は、強さや力のうちにではなく、生まれたばかりの幼子の弱さや脆さのうちにご自分を現します。」
1月3日(金)
「幼子イエスは、私たち一人ひとりを包み込む、神の無限の愛の優しさを現しています。」
1月4日(土)
「若者たちよ、イエスはあなたたちと友達になりたいのです。そして、この友情が生む喜びを、すべての場所に広めたいのです。」
1月5日(日)
「友である皆さん、皆さんから寄せられたたくさんの心のこもったクリスマスの挨拶に感謝したいと思います。主が、皆さんを祝福してくださいますように。」
1月7日(火)
「私たちのテーブルに、予備の席を残しておきましょう。生活に必要なものがない人たち、孤独な人たちを招くための席です。」
※写真…2014年1月1日、東京に向かう新幹線の中から撮影した富士山。夕日に赤く染まっている。