フォト・ライブラリー(444)公園のスズメたち〜巣立ちの季節2

公園のスズメたち〜巣立ちの季節2

 前回に続いて、巣立ちの季節を迎えたスズメたちの様子を写真でご紹介したいと思います。まずは、2羽の子どもたちを連れたスズメの親子から。

 大きな口を開けて餌をねだる子どもたちを、慈しみ深く見つめるお母さん。子を思う母の愛は、人間もスズメもあまり変わらないようです。

 餌を探して芝生の中を歩くお母さんスズメのあとを、子スズメたちがよちよちとついて行きます。

 獲った餌を子どもたちに与えるお母さんスズメ。1羽が食べているあいだ、もう1羽はおとなしく待っています。

 餌をもらってもすぐにお腹を空かせてしまう子スズメ。「お母さん、もっと〜」という顔をしています。

 陽だまりの砂地で、砂浴びを始めた子スズメ。気持ちよさそうですね。
 気持ちよさそうに砂浴びしている子スズメのところに、もう1羽の子スズメがやって来ました。「ぼくも入れてよ」と言っているようです。

 子スズメの上に、子スズメが乗っかってしまいました。きっと、仲のいい兄弟なのでしょう。

 上に乗った子スズメが、羽をばたばたさせています。下になった子スズメは、「重いよ〜」とでも言っているのでしょうか。

 砂浴びを終えて気持ちよさそうな子スズメ。ただ、羽はボサボサです。


 木の枝に止まって、お母さんの帰りをじっと待っている子スズメ。早く帰ってくるといいですね。

 岩の上にちょこんと乗った子スズメ。黄色いくちばしがかわいらしいですね。

 親鳥が帰ってくるまで、子スズメは10分でも15分でもこうしてじっと待っています。ちょっと心細そうな表情です。

 ちょっと大きくなった子スズメは、自分でも餌取りを始めます。「何かないかなぁ」と辺りを見回しているようです。

 餌を求めてあちこち歩き回る子スズメ。スリムな体が印象的です。

 おそるおそる木の枝の端まで行ってみる子スズメ。落ちないでね。

 お母さんのあとをついて歩く子スズメ。これが一番安全です。

 両方の羽を心持ち下げ、頭を上げて「チーチー」と大きな声で鳴くのがおねだりのしぐさ。巣の中にいたときの姿勢なのかもしれませんね。

 くちばしを奥まで入れて、しっかりと餌を渡す親スズメ。とても丁寧な子育てです。

 親離れした若いスズメたちが、群れを作っていました。まだお母さんが恋しいかもしれませんが、これからは自分たちで生きなければなりません。夏の暑さ、冬の寒さを乗り越えて、たくましく育ってほしいですね。