『空の鳥をよく見なさい』
※今回は、教会紹介のために作ったカードをご紹介したいと思います。書かれている言葉は、おなじみの聖書箇所「空の鳥をよく見なさい」です。
「空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養って下さる」とイエスは言います。空の鳥たちは、この世の基準で見たときに、役に立つようなことを何もしていません。ですが、そんな鳥たちでさえ、神様は養って下さるというのです。働くことができなくても、はっきりと目に見える形で世の中の役に立つことができなくても、「自分には価値がない」などと思い込む必要はありません。空の鳥を愛して下さる神様は、何もできないわたしたちも必ず愛して下さるに違いないのです。
競争社会の中で生まれ育ったわたしたちは、働いて人の役に立つことができないと、つい「自分はダメな人間だ」と思ってしまいがちです。そんなときには、この世の価値観に縛られることなく、自由に大空を羽ばたいている鳥たちを見上げたいと思います。神様が、どれだけ鳥たちを愛しておられるかが分かるでしょう。神様は、精いっぱいに自分の命を生きているというだけで鳥たちを限りなく愛おしみ、大切に養われる方なのです。まして、ご自分の似姿として創られたわたしたち人間が精いっぱいに生きているときに、愛おしんで下さらないはずがありません。空の鳥を見ては神様の愛を思い起こし、神様の子どもとして力強く生きていゆきたいと思います。
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PDF 宇部・小野田ブロック「空の鳥をよく見なさい」.PDF 
