アジアン・ユース・デーin韓国レポート(4)〜補足とお土産

アジアン・ユース・デーin韓国レポート(4)〜補足とお土産

 3回に渡ってお届けしてきた、アジアン・ユース・デーのレポート。最終回の今回は、これまでに紹介しそびれた写真をお届けしたいと思います。まずは、スウォン教区でのホーム・ステイから。スウォン市のお隣、ヨンイン市の郊外にあるこのお宅にホーム・ステイしました。

 ホーム・ステイ先のご夫婦との記念撮影。御主人は酪農家で、数か月前、研修で日本に来られたそうです。

 ホーム・ステイ先のご家族。御馳走を準備していただいただけでなく、洗濯をしていただいたり、たくさんお土産をいただいたり、とてもお世話になりました。

 今回お世話になったスウォン教区の司教館。まるでお城のような豪壮な建築物です。スウォン教区は信徒数60万人、教区司祭400人とのこと。日本は、全国すべての教区を合わせても信徒数45万人、教区司祭500人弱ですから、この教区だけでも日本の全教会に匹敵する規模と言っていいでしょう。

 ホーム・ステイの2日目、スウォン組全員で集まって世界遺産の華城を見学しました。華城は殉教地ですから、巡礼と言っていいでしょう。

 20分ほど登って、ようやく華城の一番高いところに出ました。韓国ドラマの世界そのものです。

 ホーム・ステイ中に出かけた、ヨンイン市の民族文化村。古い民家の軒先で、ケイトウが花を咲かせていました。ケイトウは、5000ウォン紙幣の図柄にもなっています。

 民家の庭先に植えられたナツメに、たくさんの実がなっていました。ナツメは、参鶏湯などの料理に入れたり、お茶にしたり、韓国の家庭になくてはならない果物です。

 枝ぶりの見事な木に、色とりどりの布がかけられていました。美しいオブジェのようですが、きっと何か意味があるのでしょうね。

 民族文化村の一角で、伝統の曲芸を披露していました。疾走する馬にしがみついての逆立ち、見事です。

 夕方、スウォン市の市場を見学しました。店先にずらっと並んだ、さまざまな種類のキムチ。さすがは本場です。

 この日の晩御飯は、鶏のから揚げでした。スウォンと言えば牛肉が有名ですが、最近はから揚げも人気があるそうです。

 晩御飯のあと、ヨンイン市の遊園地「エバー・ランド」へ。「エバー・ランド」は、さまざまなアトラクションの他、動物園、サファリパーク、大型プールなどを併設した総合娯楽施設です。

 月明かりと遊園地の照明が、とても幻想的な風景を作り出していました。

 夜食で頂いた「雪氷」。まるで雪のように繊細なかき氷の上に求肥を散らし、きな粉をたっぷりふりかけたものです。コンデンス・ミルクをかけて食べると、もうやめられない美味しさです。

 さまざまな服の参加者たち。右側の女性は、韓国陸軍の大尉さん。教皇ミサに出席するため、休暇を取って来たそうです。右側の男性は、モンゴルからの参加者です。

 ヘミ城の特設会場で行われた「ファイナル・フェスティバル」の一コマ。まるでKポップのスターたちも登場し、ロック・コンサートのようでした。

 帰り道で振り返ると、特設会場の明かりが空を照らしていました。殉教者たちの栄光が輝いているようでした。

 殉教地に沈む夕日。殉教者たちも、この美しい夕陽を眺めたのでしょう。

 道沿いに飾られた殉教者たちの似顔絵。今日の韓国教会の繁栄は、殉教者たちの流した血によってもたらされたと言っても過言ではないでしょう。命より大切なものを見つけ出し、それを守り抜いた韓国の殉教者たちに倣いたいと思います。

【お土産1】
 フランシスコ教皇が閉会ミサの中で祝福した韓国の聖母子像の写真をカードにしました。アジアン・ユース・デーのお土産です。ダウンロードしてお役立てください。
★このカードは、こちらからダウンロードできます。⇒
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180フランシスコ教皇『マリアよ、母の愛で助けて下さい』.JPG 直
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180フランシスコ教皇『マリアよ、母の愛で助けて下さい』.PDF 直
【お土産2】
 昨日ご紹介した、アジアン・ユース・デーでのフランシスコ教皇の言葉と、アジアン・ユース・デーの日程をまとめてPDFにしました。ダウンロードしてお役立てください。140819フランシスコ教皇の言葉・配布用.pdf 直