フォト・ライブラリー(491)江汐公園の鳥たち

江汐公園の鳥たち

 いつものように公園を散策していたら、桜の木でウソの群れと出会いました。首元のオレンジ色が印象的な鳥です。

 ウソの大好物は、ソメイヨシノの花芽。むしゃむしゃとおいしそうに食べています。

 お腹のまわりにどっしりと貫禄のあるウソ。口元に葉っぱがついています。

 黒とグレーでシックに決めた雌のウソ。ウソという名前は、「嘘」ではなく、古語で「口笛」を意味するそうです。そう言われてみれば、「うそぶく」という表現がありますね。

 しばらく歩いていくと、目の前の木の枝にアオジ(雄)がとまりました。羽毛の黄緑と、木々の葉の緑がよく調和しています。

 とぼけた顔のシロハラ。公園のあちこちで、地面をほじり返して餌を探しています。

 日本で最小のキツツキ、コゲラ。「トントントーン」と、木をつつく軽快な音が公園に響き渡ります。

 まんまるに膨れて、寒そうにしているヒヨドリ。飛ぶときには、一瞬にしていつものスリムな姿に戻ります。

 木の枝にとまったミヤマホオジロ(雌)。とがった頭がチャームポイントです。

 地面におりて餌を探しているミヤマホオジロ(雄)。髪型がびしっと決まっています。

 首をかしげて地面を見ているミヤマホオジロ(雌)。「これは餌かしら?」と考えているのかもしれませんね。

 写真を撮っていると近くにやってくるジョウビタキ。わざと体を大きく膨らませて、こちらの気をひいているようにさえ見えました。とても人懐っこい鳥です。心を癒される鳥たちとの交流のひと時、豊かな自然の恵みに感謝です。