江汐公園の鳥たち
いつものように公園を散策していたら、桜の木でウソの群れと出会いました。首元のオレンジ色が印象的な鳥です。
ウソの大好物は、ソメイヨシノの花芽。むしゃむしゃとおいしそうに食べています。
お腹のまわりにどっしりと貫禄のあるウソ。口元に葉っぱがついています。
黒とグレーでシックに決めた雌のウソ。ウソという名前は、「嘘」ではなく、古語で「口笛」を意味するそうです。そう言われてみれば、「うそぶく」という表現がありますね。
しばらく歩いていくと、目の前の木の枝にアオジ(雄)がとまりました。羽毛の黄緑と、木々の葉の緑がよく調和しています。
とぼけた顔のシロハラ。公園のあちこちで、地面をほじり返して餌を探しています。
日本で最小のキツツキ、コゲラ。「トントントーン」と、木をつつく軽快な音が公園に響き渡ります。
まんまるに膨れて、寒そうにしているヒヨドリ。飛ぶときには、一瞬にしていつものスリムな姿に戻ります。
木の枝にとまったミヤマホオジロ(雌)。とがった頭がチャームポイントです。
地面におりて餌を探しているミヤマホオジロ(雄)。髪型がびしっと決まっています。
首をかしげて地面を見ているミヤマホオジロ(雌)。「これは餌かしら?」と考えているのかもしれませんね。
写真を撮っていると近くにやってくるジョウビタキ。わざと体を大きく膨らませて、こちらの気をひいているようにさえ見えました。とても人懐っこい鳥です。心を癒される鳥たちとの交流のひと時、豊かな自然の恵みに感謝です。