亀山公園の鳥たち
ぼたん雪が舞い散る寒い日の朝、山口サビエル記念聖堂の隣にある亀山公園を散歩しました。山道を歩いていると、茂みの中から飛び出してきたのはミソサザイです。
朽木を見上げているミソサザイ。どうやら、この木の中の虫を狙っているようです。ミソサザイは、小さくて地味な鳥ですが、ヨーロッパでは「鳥の王」と呼ばれているそうです。
うっすらと雪化粧した遊歩道。気温は氷点下に下がり、散歩する人の影もまばらです。
しばらく歩くと、ルリビタキ(雌)が飛び出してきました。ジョウビタキ(雌)によく似ていますが、胸の羽毛の色が違います。
降りしきる雪を見上げるルリビタキ。「早くやまないかなぁ」と思っているのでしょうか。
またしばらく歩いて、ふと山の斜面を見上げると、ミヤマホオジロ(雄)が辺りを見回していました。小さな鳥ですが、王者の風格があります。
こちらはミヤマホオジロの雌。身体は保護色ですが、頭の飾り羽がどうしても目立ちます。
山から下りて来ると、雪がますますひどくなってきました。
公園の池のカルガモたちも、寒そうにしています。
羽にまで雪が積もって、寒そうなカルガモ。風邪をひかないようにね。
降りしきる雪の中で、餌を探しているツグミ。羽毛をいっぱいに膨らませています。
道を歩いていると、向こうからキセキレイがやって来ました。胸の黄色い羽毛が印象的な鳥です。
苔の上で餌を探しているスズメ。茶色い頭と周りの緑のコントラストがきれいです。
ようやく餌を見つけたスズメ。でも、ちょっと大きすぎるようです。
雪を避けて木陰に入ったスズメ。空を見上げて、「よく降るなぁ」と思っているのでしょうか。
蔦にとまったジョウビタキ(雌)。後ろ姿もかわいらしいですね。
しばらく歩き回って、ようやく餌を見つけたヒヨドリ。何だかうれしそうな顔をしています。
木の上では、ヤマガラが餌の木の実をつついていました。