ローマ・アッシジ・ルルド巡礼〜後半
巡礼の旅、後半はまずアッシジの街の外にある、サンタマリア・デリアンジェリ教会。アッシジのフランシスコが亡くなった場所にあります。
教会の屋根の上には金色のマリア様が安置されています。高さは6mもあるそうです。
サンタマリア・デリアンジェリ教会と、まるで天使の羽のような白い雲。アンジェリというだけあって、この辺りには、たくさんの天使が飛んでいるのかもしれません。
真上の空を見上げると、きれいな彩雲が出ていました。神様に祝福された場所です。
夕暮れ時の聖フランシスコ大聖堂。聖堂の下には、フランシスコ会の大修道院があります。
夜のアッシジの街。昼間とはまた違った趣があります。
ライトアップされた教会と街並み。とても幻想的な雰囲気です。
アッシジの街から見た、夜のサンタマリア・デリアンジェリ教会とその周辺。まばゆく輝いています。
アッシジからローマに戻り、空路をパリへ。飛行機の窓から、アルプスの山並みがきれいに見えました。
パリで飛行機を乗り換え、ルルドに最も近い空港であるポーへ。飛行機の窓からは、途中ずっとパッチワークのような畑が見えていました。フランスが農業国であることを実感します。
ポーの空港から、陸路ルルドへ。トウモロコシ畑の中を、ピレネー山脈目指して進んでゆきます。
ようやくルルドに到着しました。まずは、19世紀半ばにマリア様がご出現になったと伝えられている洞窟(グロット)にお参りです。
グロットの岩の上に建てられた三層構造の壮麗な教会。癒しの恵みを願って、世界中から年間400-500万人の人々が巡礼するそうです。
教会から見たルルドの街。小高い丘には城砦がそびえています。
マリア様の御像の傍らに咲いた純白の薔薇。マリア様のイメージにぴったりです。
毎晩、行われているキャンドル・サービス。聖域を、あたたかな光が埋め尽くします。
人々が手に持つキャンドル。癒しへの、切なる願いが込められています。
移動の時間を除くと正味5日間の短い巡礼でしたが、中身がぎっしり詰まって充実していました。マザー・テレサとフランシスコは、本当の幸せが、自分のために富や名誉、権力をため込むことではなく、人々のために分かち合うことの中にあるということをはっきり教えています。ルルドで貧しい牧童に現れ、たくさんの病気の人たちのためにとりなしを行う聖母も、神がいつも貧しい人々、苦しんでいる人々と共にあることを証しているようです。大切なことを、はっきりと確認できた恵みの巡礼でした。神に感謝。皆さんのお祈りに感謝。