熊本YMCA『あそぼうキャンプ』2017
震災や水害によって心に痛手を負った子どもたちのために熊本YMCAが開催している『あそぼうキャンプ』に参加するため、熊本に行ってきました。
キャンプの開所式。自然災害で被災した子どもたちと、全国各地から集まった精神科の医師や教育心理学者の皆さん、大学生、高校生のボランティアなど、合わせて70人あまりでのキャンプでした。
森の中を行く子どもたち。どんな冒険が待っているのでしょう。
最初のアクティビティーは、プールでのカヌー体験。みんなあっという間にコツをつかんで、上手に操っていました。
キャンプ2日目、阿蘇の牧場でホースセラピーを体験しました。かっこいい牧場のお兄さんに憧れて、「ぼくも将来、馬に乗る人になる」と言い出した子もいました。
大きな馬の背中に、ちょこんと乗った子どもたち。初めはおっかなびっくりですが、慣れるとみんな笑顔になりました。
子どもたちが乗り終わったあと、わたしも挑戦させてもらいました。馬との一体感が心を癒してくれます。
大草原の中の道。まるで天上の楽園です。
牧場の一角に、養蜂の箱が並べられていました。きっとおいしい蜜ができることでしょう。
牧場のコーギー犬。犬と遊ぶことで癒される、ドッグセラピーも行われているそうです。
見晴らしのいい広場に移動してお昼ごはん。最高においしいお弁当でした。
外輪山から見た阿蘇市。街の周りに、区画整理された水田がびっしり広がっています。
草原に咲いたアザミ。緑によく映えています。
キャンプ場の庭で、竹細工など思い思いの活動をする子どもたち。指導しているリーダーたちはベテランぞろいです。
畑で摘んできたブルーベリーで、ジャムを作った子どもたちもいました。とってもおいしいジャムができました。
キャンプのおやつと言えば、なんといってもスイカ。子どもたちに大人気です。
2日目の夜には、キャンプファイアーが行われました。燃え盛る火を囲んでみんなの心が一つになる、キャンプのクライマックスです。
歌や踊りの出し物もあり、あっという間に楽しい時間が過ぎてゆきました。きっと、子どもたちにとって一生忘れられない思い出になることでしょう。
3日目の朝、簡単な礼拝が行われました。すずめの帽子をかぶって、「空の鳥をよく見なさい」(マタイ6章)というイエス様の言葉の意味をお話ししました。
阿蘇の大自然の中で、あふれるほどの恵みを浴びて過ごした3日間。自然災害で傷ついた子どもたちの心を癒すことが第一の目的ではありましたが、参加させていただいたわたしの心もすっかり癒されました。すべての恵みを神に感謝。