フォト・ライブラリー(547)パイプオルガン増設工事

パイプオルガン増設工事

カトリック宇部教会の聖堂献堂20周年に当たって、パイプオルガンのパイプが増設されることになりました。工事の様子を、写真でご紹介します。

ドイツ・ボッシュ社から航空便で届いたパイプオルガンの部品。怪しそうな荷物というとで、通関に時間がかかりました。

パイプオルガンの増設工事をしてくださったのは、ドイツ・ボッシュ社の職人、ペーテライトさんと、オルガン・マイスターの中井さん。中井さんは宇部教会出身で、青年時代「いつの日か自分の教会にもパイプオルガンを」という夢を抱いて単身渡独。10年修行してオルガン・マイスターの国家資格を取得されました。

ボッシュ社での中井さんの兄弟弟子、ペーテライトさん。手に持っているのが、今回増設されたオーボエというパイプです。

パイプを設置するための木材を加工するペーテライトさん。いかにも実直な職人さんです。

無事に設置されたオーボエのパイプ。今回、56本が追加され、全体で16ストップ、926本のパイプ構成になりました。

ずらっと並んだパイプたち。新しいパイプの設置に伴い、すべてのパイプの整音が行われました。

材質も大きさも形も、それぞれ異なるパイプたち。このパイプが、調和して一つの曲を生み出してゆきます。

「16番オーボエ」と記されたストップ。宇部教会の典礼音楽は、きっとこれまで以上に素晴らしいものになることでしょう。

★11月26日(日)14:00〜献堂20周年記念パイプオルガンコンサートが開催されます。入場無料。詳細はこちらをご覧ください⇒
献堂20周年記念パイプオルガンコンサートチラシ.jpg 直