フォト・ライブラリー(578)教会の庭のバラたち

教会の庭のバラたち

カトリック宇部教会の花壇で、バラが次々と花を咲かせています。まずは、純白のバラ「ヨハネ・パウロ2世」から。

上品な白い花びら。確かに、ローマ教皇の白い服を連想させます。

ヨハネ・パウロ2世の偉業を讃えて名づけられた純白のバラ。バチカン宮殿の庭園にも植えられているそうです。

大輪のバラ「ヨハネ・パウロ2世」。白い花びらも魅力的ですが、甘い香りにも特徴があります。

こちらは満開を迎えたオレンジ色のバラ、「アンネの思い出」。アウシュビッツで犠牲となったユダヤ人少女、アンネ・フランクを記念して名づけられました。「アンネの薔薇」とも呼ばれます。

咲いたばかりの「アンネの薔薇」。初々しいオレンジ色です。

「アンネの薔薇」の最大の特徴は、オレンジ色のグラデーション。咲いて数日のうちに、どんどん色が変わってゆきます。

咲いたばかりの花と、数日が過ぎて赤くなった花が、折り重なってかわいらしいブーケのようになっていました。

こちらは、アウシュビッツの聖者マキシミリアノ・コルベ神父を記念して名づけられた「セント・コルベ」。「アンネの薔薇」から生まれた品種だそうです。

優しい黄色の「セント・コルベ」。聖人の人柄をしのばせます。

教会の花壇に咲いた真紅のバラ。昔からあるので、品種はわからないそうです。

繊細な曲線を描く真紅のバラ。神秘的な美しさです。

ベルベットのような花びらの上で、朝の露がきらきらと輝いています。

司祭館の軒先に咲いたバラの花。窓からよい香りが漂ってきます。これから梅雨どきにかけて、毎朝、窓を開けるのが楽しみです。