フォト・レポート(40)バギオからボントックへ

2010年12月10日(金) バギオからボントックへ

バギオからマウンテン州の州都、ボントックに向かう国道は、途中でフィリピン国道の最高点である標高2500mの地点を通過します。青空へと続く「天空の回廊」という感じです。

車窓からは、どこまでも続く山並みが見渡せます。コルディリエラ山地を横断する道のりです。

トイレ休憩に立ち寄った街では、バスの乗客をめざしてたくさんの物売りの人たちが集まってきました。この地方の段々畑で獲れる、キャベツやエンドウマメを売っているようでした。

山々のあいだを縫うようにして、何本かの川が流れていました。とても美しい渓谷です。

途中、がけ崩れで道がふさがったということで、1時間ほど復旧作業が終わるのを待たなければなりませんでした。がけ崩れはよくあることだそうです。

バギオから5時間ほどかけて、マウンテン州の州都、ボントックに到着しました。盆地の中央を川が流れ、その両側に街が広がっている様子を見ているうちに、ふと津和野の街並みを思い出しました。