2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

バイブル・エッセー(997)心配する必要はない

心配する必要はない 「太陽と月と星に徴が現れる。地上では海がどよめき荒れ狂うので、諸国の民は、なすすべを知らず、不安に陥る。人々は、この世界に何が起こるのかとおびえ、恐ろしさのあまり気を失うだろう。天体が揺り動かされるからである。そのとき、…

こころの道しるべ(93)「一人ぼっちでも」

一人ぼっちでも たくさんの人と一緒にいても、自分は愛されていると信じられない限り、孤独のさびしさが消えることはありません。たとえ一人ぼっちでも、自分は愛されていると信じられれば、孤独を感じることはありません。 『こころの深呼吸~気づきと癒や…

バイブル・エッセー(996)真理の支配

真理の支配 そのとき、ピラトはイエスに、「お前がユダヤ人の王なのか」と言った。イエスはお答えになった。「あなたは自分の考えで、そう言うのですか。それとも、ほかの者がわたしについて、あなたにそう言ったのですか。」ピラトは言い返した。「わたしは…

こころの道しるべ(92)いまを精いっぱいに

いまを精いっぱいに 自分がいつ死ぬのかさえ、予測できないわたしたち。一番大事なことがわからないのに、そんなに先のことまで思い悩んでも仕方がありません。わたしたちにできるのは、与えられたいまを精いっぱいに生きることだけです。 『こころの深呼吸…

バイブル・エッセー(995)揺るぎない人生の土台

揺るぎない人生の土台 「それらの日には、このような苦難の後、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は空から落ち、天体は揺り動かされる。そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。そのとき、人の子は天使たちを遣わし、…

こころの道しるべ(91)小さなチャンス

小さなチャンス 「こんな小さな仕事、やっても仕方がない」と思ってすれば、実際に小さな成果しか出せません。「小さな仕事だが、この小さなチャンスに全力を尽くそう」と思ってすれば、予想をはるかに越える成果が生まれます。 『こころの深呼吸~気づきと…

バイブル・エッセー(994)愛の報い

愛の報い イエスは賽銭箱の向かいに座って、群衆がそれに金を入れる様子を見ておられた。大勢の金持ちがたくさん入れていた。ところが、一人の貧しいやもめが来て、レプトン銅貨二枚、すなわち一クァドランスを入れた。イエスは、弟子たちを呼び寄せて言われ…

こころの道しるべ(90)芋虫と蝶

芋虫と蝶 芋虫が、死んだ仲間を思って「あいつはもう地面をはえない。葉っぱを食べられない」と悲しんでいるとき、その仲間は蝶として空を舞い、花の蜜を吸っています。人間の死も、それと同じかもしれません。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』…