2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
写真で振り返る2011年・恵み溢れる季節(11-12月) 11月25日、東日本大震災被災地への思いを込めて、超教派による祈りの集い「被災地にとどけ、心の歌声〜テゼの祈りを神戸から」が開催されました。日本基督教団、日本聖公会、福音ルーテル教会、キリスト改革…
写真で振り返る2011年・大自然の厳しさと優しさ(8-11月) 8月末、再び被災地を訪れました。津波から4ヶ月あまりが過ぎたというのに、内陸深くまで流されてきた漁船がそのまま放置されているのに驚きました。福島では放射能汚染の実態がはっきりしていく一方で…
写真で振り返る2011年・帰国、被災地へ(4-8月) 帰国してすぐ、福島に向かいました。昨年、マザー・テレサ生誕100年記念写真展を二本松市と郡山市の2ヵ所で開催していただいた御縁もあり、友人や知人たちを見舞うことが第一の目的でした。4月初旬の段階では…
写真で振り返る2011年・フィリピンからインドへ(1-3月) 1年間に頂いた恵みを、写真で振り返ってみたいと思います。2011年は、フィリピンでのスラム街実習から始まりました。2箇所のスラム街に合わせて1ヶ月ほど滞在しましたが、まずは1ヵ所目のスラム街、ナ…
網を広げて イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、二人の兄弟、ペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われ…
罪なき者の苦しみ 占星術の学者たちが帰って行くと、主の天使が夢でヨセフに現れて言った。「起きて、子供とその母親を連れて、エジプトに逃げ、わたしが告げるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが、この子を探し出して殺そうとしている。」ヨセフは起…
クリスマスのご挨拶 みなさま、クリスマスおめでとうございます。 ようやく年内の仕事が終了し、本日、遅ればせながらクリスマス・カードを作りました。毎年、クリスマス・カードにはその年に頂いた一番大きな恵みをデザインし、その喜びみなさんと分かち合…
音楽で祝うクリスマス カトリック六甲教会の今年のクリスマスは、イエス・キリストの誕生を歌で賛美するクリスマスでした。まずは、24日の午後3時からJR六甲道駅のロータリーで行われた教会学校のキャロリングの様子です。師走の街を忙しそうに行きかう人た…
キリストの光に包まれた地球 闇の中を歩む民は、大いなる光を見死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。あなたは深い喜びと大きな楽しみをお与えになり人々は御前に喜び祝った。刈り入れの時を祝うように戦利品を分け合って楽しむように。彼らの負う軛、肩を…
初冬の有馬へ〜後半 色づいたモミジと常緑樹の葉が、美しいコントラストを作り出していました。 ふと足元に目をやると、モミジの落ち葉が降り積もっていました。まだ落ちたばかりなのでしょう、鮮やかな色を残しています。 燃え上がるように真っ赤なモミジが…
初冬の有馬へ〜前半 12月半ば、寒さが厳しい冬晴れの山道を、有馬を目指して歩きました。今年は紅葉が遅かったので、日当たりのいい海側の斜面の木々はまだ色づいたままです。 日当たりのよい山道から、まずは名勝「油こぶし」を目指して進んでいきます。カ…
祝福されたエリサベト そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子がおどった。エリサベトは聖霊に満たされて、声高らかに…
神戸・第17回越年越冬活動のお知らせ 阪神淡路大震災をきっかけに始まった東遊園地での越年越冬炊き出し、今年度は以下の日程で行われます。神戸市民と超教派のキリスト教諸団体が協力して毎年行われるこの炊き出しは、神戸市民クリスマスと並んで神戸エキュ…
サンタが六甲にやって来た 昨日、教会学校の子どもたちが一足早いクリスマス会をしました。特別ゲストとしてやって来たのは、なんと本物のサンタクロース(を自称するコリンズ神父)。クリスマス会の楽しい様子と一緒に、コリンズ・サンタ語録をお届けします。…
将来を委ねる 天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれ…
第53回神戸市民クリスマス 2011年12月16日(金)夜、日本基督教団神戸教会で第53回神戸市民クリスマスが開催されました。神戸教会は、100以上の教会が密集する神戸の街でも一番長い伝統を持った教会で、その歴史はキリスト教禁教令解除の翌年にまでさかのぼる…
晩秋の大阪城公園〜後半 秋色に彩られた公園を、たくさんの人たちが散策していました。大阪のビジネスの中心地である中之島に隣接するこの公園は、まさに大都会のオアシスです。 のびやかに枝を広げたイチョウの木。青空とのコントラストが印象的です。 御濠…
晩秋の大阪城公園〜前半 先日、会議で大阪の玉造教会に行った帰り道、教会から歩いて5分ほどのところにある大阪城公園を通り抜けてみることにしました。まず目に飛び込んできたのは桜の紅葉でした。 公園内にモミジはほとんどありませんが、その代わりイチョ…
待ちに待った洗礼式 12月11日、教会学校で長年にわたり中心的なリーダーとして活躍してきたU君がついに洗礼の恵みを受けた。クリスマスでの受洗に向けて準備してきたのだが、24日の晩はどうしても仕事を抜けられないということで、ならぱ「喜びの主日」であ…
喜び、祈り、感謝 ★このエッセイは、12月11日カトリック六甲教会主聖堂にて行われた洗礼式ミサでの説教に基づいています。 いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望ん…
2011年12月10日の皆既月食 昨晩10時頃、青年会のあるメンバーが興奮してわたしに電話をしてきました。「神父さん、大変です。すぐ外に出て月を見てください」と言うのです。試験の採点にかかりきりで皆既月食のことま気が回らなかったわたしでしたが、「それ…
神戸ルミナリエ2011〜後半 阪神淡路大震災慰霊碑のすぐ隣に造られた「不死鳥の庭」、震災による壊滅的な打撃から立ち上がり、ここまでの復興を遂げた神戸の街にふさわしい名前です。 闇の中に輝く色とりどりの数百万の小さな灯は、その一つひとつが、暗い世…
神戸ルミナリエ2011〜前半 今年も神戸の冬の風物詩、ルミナリエが開催されています。期末試験が終わって仕事に一区切りついたので、数百万の電飾が輝く光の世界を散歩することにしました。元町の駅を出て、神戸大゜の前まで来るとしだいにルミナリエの気配が…
柔和で謙遜な者 「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は…
六甲学院の紅葉2011 今年の春から、週に一度、教会から坂道を登って10分ほどのところにある六甲学院へ宗教を教えに行っています。六甲山の山麓にある学校の広大な敷地には自然がふんだんにあり、山の一部がそのまま庭園になっています。 天候不順の影響で今…
まっすぐな心で 神の子イエス・キリストの福音の初め。預言者イザヤの書にこう書いてある。「見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、あなたの道を準備させよう。荒れ野で叫ぶ者の声がする。『主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ。』」そのとおり、…
神戸地区クリスマス・コンサート 12月3日、カトリック神戸中央教会で、神戸地区社会活動委員会の主催による野宿者支援のためのクリスマス・チャリティーコンサートが行われた。毎年、さまざまな趣向をこらして行われるが、今年は最後に大きなサプライズがあ…
「第53回神戸市民クリスマス」のお知らせ 早いもので、今年も神戸市民クリスマスの季節がやってきました。すでに開始から53年を数え、神戸エキュメニズムの象徴とも言うべきこの市民クリスマス、今年の会場は日本基督教団神戸教会。1874年、キリシタン禁制が…
京都、大原の紅葉2011〜寂光院 錦秋の大原への小旅行、最後は山間にひっそりと建つ小さな尼寺、寂光院です。源平の争乱でわが子を亡くした建門院が、残りの生涯を尼として過ごしたというこの寺の境内には、いつもその名の通り木々の間から静かな光が差しこん…
京都、大原の紅葉2011〜宝泉院 三千院のすぐ近くにあって普段はあまり目立たない宝泉院ですが、この時期の庭園の美しさは三千院に決してひけをとりません。 普通のモミジよりも少し丸みを帯びた大きめの葉っぱが、少し緑を残した微妙な色合いに紅葉していま…