2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

こころの道しるべ(181)新しい言葉

新しい言葉 昨日の言葉で、今日を語ることはできません。今日を語ることができるのは、新しい出会い、新しい喜び、新しい感動の中から生まれた新しい言葉だけ。古い言葉に縛られず、新しい言葉で、自由に、生き生きと、力強く語ることができますように。 『…

バイブル・エッセイ(1101)天の国の鍵

天の国の鍵 イエスは、フィリポ・カイサリア地方に行ったとき、弟子たちに、「人々は、人の子のことを何者だと言っているか」とお尋ねになった。弟子たちは言った。「『洗礼者ヨハネだ』と言う人も、『エリヤだ』と言う人もいます。ほかに、『エレミヤだ』と…

こころの道しるべ(180)太陽のように

太陽のように 太陽のように燃え上がり、光を放っている命。不安や恐れ、いら立ちや怒り、憎しみによって、その光を曇らせることがありませんように。燃え上がる命の喜びで、互いを照らすことができますように。 『やさしさの贈り物~日々に寄り添う言葉366』…

バイブル・エッセイ(1100)わずかな恵みに感謝する

わずかな恵みに感謝する イエスはそこをたち、ティルスとシドンの地方に行かれた。すると、この地に生まれたカナンの女が出て来て、「主よ、ダビデの子よ、わたしを憐れんでください。娘が悪霊にひどく苦しめられています」と叫んだ。しかし、イエスは何もお…

バイブル・エッセイ(1099)天に上げる

天に上げる わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。身分の低い、この主のはしためにも 目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人も わたしを幸いな者と言うでしょう、力ある方が、わたしに偉大なことをなさいま…

こころの道しるべ(179)意味が生まれる

意味が生まれる 苦しむ人、悲しむ人を放っておけない。その人のために何かせずにいられないと思うとき、わたしたちを通してこの世界に何かよいもの、美しいものが生まれます。そのときわたしたちは、自分が何のために生まれてきたかを知り、人生の意味を知る…

バイブル・エッセイ(1098)水の上を歩く

水の上を歩く イエスは弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸へ先に行かせ、その間に群衆を解散させられた。群衆を解散させてから、祈るためにひとり山にお登りになった。夕方になっても、ただひとりそこにおられた。ところが、舟は既に陸から何スタディオンか…

こころの道しるべ(178)自分の人生

自分の人生 足を引っ張ったり、悪口を言ったりして他人の人生の邪魔をしているあいだ、わたしたちは自分の人生を生きていません。わたしたちに与えられた人生の時間は、ほんのわずか。かたときも無駄にすることなく、自分の人生を生きましょう。 『やさしさ…

こころの道しるべ(177)祈ることの意味

祈ることの意味 「あなたのために祈っています」というのは、「たとえ姿が見えなくても、あなたのことを決して忘れない」ということ。「どんなに遠く離れていても、心は一つに結ばれている」ということ。「あなたを本当に愛している」ということです。 『や…

バイブル・エッセイ(1097)明るい顔で生きる

明るい顔で生きる イエスは、ペトロ、それにヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。イエスの姿が彼らの目の前で変わり、顔は太陽のように輝き、服は光のように白くなった。見ると、モーセとエリヤが現れ、イエスと語り合っていた。ペトロが…