2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

フォト・ライブラリー(451)ツバメの子育て2〜育ちざかり

ツバメの子育て2〜育ちざかり 先日ご紹介した「キリスト・イエズスの宣教会」小野田修道院の庭先のツバメの巣で、子どもたちがすくすくと成長しています。もう、この巣では小さすぎるくらいです。 おしくらまんじゅうしている子ツバメたち。下になった子は「…

【使徒的勧告『福音の喜び』学習会】

使徒的勧告『福音の喜び』学習会 「福音の喜びは、イエスに出会う人々の心と生活全体を満たします。イエスの差し出す救いを受け入れる者は、罪と悲しみ、内面的なむなしさと孤独から解放されるのです。」フランシスコ教皇 先日、日本語版が刊行されたフラン…

バイブル・エッセイ(406)『つなげる使命』

『つなげる使命』 イエスは、フィリポ・カイサリア地方に行ったとき、弟子たちに、「人々は、人の子のことを何者だと言っているか」とお尋ねになった。弟子たちは言った。「『洗礼者ヨハネだ』と言う人も、『エリヤだ』と言う人もいます。ほかに、『エレミヤ…

フォト・ライブラリー(450)秋吉台のカルスト台地と秋芳洞

秋吉台のカルスト台地と秋芳洞 車の運転にもだいぶ慣れてきたので、教会から1時間ほどのところにある国定公園、秋吉台までドライブしてきました。 痩せた石灰岩の台地に広がる広大な草原。まるで外国のような、それでいてどこか懐かしいような、そんな不思議…

祈りの小箱(157)『自分自身へのいらだちと怒り』

『自分自身へのいらだちと怒り』 キリスト教の洗礼を受けて間もない20代前半のころ、教会のぜいたくさに腹を立てていた時期がありました。教会の大きな建物や、司祭の生活の豊かさなどが、気になって仕方がなかったのです。実際に、神父さんたちにそのことで…

フォト・ライブラリー(449)ツバメの子育て1〜孵化しました

ツバメの子育て1〜孵化しました 朝のミサを立てに行く場所の一つ、「キリスト・イエズスの宣教会」小野田修道院の軒先に、ツバメが巣を作りました。愛情に満ちたツバメの子育ての様子、ご覧ください。 お腹を空かせた子どもたちのもとに、親ツバメが餌を持っ…

祈りの小箱(156)『心のお弁当』

『心のお弁当』 最近、幼稚園の子どもたちのあいだで「キャラ弁」と呼ばれるかわいらしいお弁当が流行っています。卵やウィンナーなどを使って、人気アニメ『妖怪ウォッチ』などのキャラクターを描いたお弁当です。あまりにもよくできているので、食べてしま…

フォト・ライブラリー(448)江汐公園のアジサイ

江汐公園のアジサイ ミサからの帰り道、江汐公園でアジサイを見てきました。まずは、たくさんのアジサイの中でも特に目を惹いた美しいアジサイの写真から。ブルーから紫へと変わってゆくグラデーションが見事です。 江汐公園のアジサイは、今がまさに見ごろ…

バイブル・エッセイ(405)『身を削るほどの愛』

身を削るほどの愛 そのとき、イエスは言われた。「わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである。」それで、ユダヤ人たちは、「どうしてこ…

祈りの小箱(155)『「好き」と「愛する」の違い』

『「好き」と「愛する」の違い』 「好き」という言葉と「愛する」という言葉は、似ているようでだいぶ違います。「好き」というのは、自分にとって好ましい人を、その限りにおいて受け入れるということですが、「愛する」というのは、好ましい好ましくないに…

祈りの小箱(154)『温もりのメッセージ』

『温もりのメッセージ』 教会などで行われる大きな講演会に参加していて、ある種の虚しさを感じることがあります。立派な神父様やシスターからどんなにすばらしい話を聞いても、その話を覚えているのはせいぜい3日か4日で、1週間もすると話の内容を忘れてし…

フォト・ライブラリー(447)広島、平和記念公園のバラ

広島、平和記念公園のバラ モンテッソーリ教育園長・主任会に参加するため、広島に行ってきました。今朝、2日目のプログラムが始まる前、朝の平和記念公園を散歩していたときに出会ったバラたちをご紹介します。 公園の中心部の花壇に植えられた「アンネのバ…

祈りの小箱(153)『周りの人も疲れている』

『周りの人も疲れている』 「あなたは暇そうでいいわね」「もっと手伝ってよ」などという同僚や家族の言葉は、普段なら笑って聞き流すことができますが、仕事でくたくたに疲れ果きっているときに言われるとカチンと来ます。「わたしがこんなに働いているのが…

フォト・ライブラリー(446)防府市、阿弥陀寺のアジサイ

防府市、阿弥陀寺のアジサイ 先日、研修会で防府市に行く途中で、阿弥陀寺のアジサイ園に立ち寄りました。阿弥陀寺は、山口県でも屈指のアジサイの名所。色とりどりのアジサイの世界をお楽しみください。 アジサイの花びらが作り出す、優しいピンク色の世界…

バイブル・エッセイ(404)『裁きは分裂を、ゆるしは一致を』

『裁きは分裂を、ゆるしは一致を』 神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。御…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージなど■ 6月9日(月)朝のミサ 「この世界は、苦しむことを望みません。苦しい状況を無視し、覆い隠そうとするのです。ですが、物事をありのままに見て心に痛みを感じる人、苦しむ人こそ『幸いだ』とイエスは言います。…

祈りの小箱(152)『誠実に生きようとする限り』

『誠実に生きようとする限り』 より真実で美しく、善である生き方を目指して生きようとするとき、わたしたちは必ず苦しみに直面します。どんなに真実であろうとしても、つい誘惑に負けて間違いを犯してしまう自分。美しく生きようとしても、醜い欲望に引きず…

祈りの小箱(151)『裸の王様』

『裸の王様』 こんな笑い話があります。ある有名な映画スターが、地方の小さな町でタクシーに乗りました。仕事に遅れそうで急いでいた彼は、自分の名を言えば運転手が驚いて協力してくれるだろうと思って、「ぼくは〇〇なんだ。急いでくれないか」と運転手に…

祈りの小箱(150)『愛し合い、助け合うからこそ』

『愛し合い、助け合うからこそ』 職場や家庭での人間関係がわずらしくてたまらなくなり、一人になりたいと思うことがあります。遠くに出かけたり、海外旅行にでも行って、一人っきりになりたいと思うのです。ですが、一人っきりになってしばらくすると、困っ…

フォト・ライブラリー(445)初夏の花々〜宇部・小野田にて

初夏の花々〜宇部・小野田にて 今回は、わたしが担当している宇部・小野田ブロックの教会や幼稚園で見かけた初夏の花々をご紹介したいと思います。まずは、まっ白に咲いた宇部教会のテッポウユリ。マリア様もよろこんでいるようです。 高千帆教会の花壇に咲…

バイブル・エッセイ(403)『自分をゆるすことから』

『自分をゆるすことから』 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。そう言って、手とわき腹とをお見せに…

祈りの小箱(149)『孤独の痛み』

『孤独の痛み』 たくさんの人たちと一緒にいても、ふっと孤独を感じることがあります。「誰も自分のことを大切にしてくれない」、「誰も自分を受け入れてくれない」、そのように感じるとき、どんなにたくさんの人たちと一緒にいてもわたしたちは孤独なのです…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■教皇様のツイート■ 5月22日(木) 「神に導かれているなら、幻滅させられることも、道を見失うことも決してありません。」 5月23日(金) 「信仰によって生きるとは、私たちの人生を神の手に委ねること。特に、最も苦しいときにそうする…

【宇部・小野田ブロックの紹介ハガキ】

宇部・小野田ブロックの紹介ハガキ この教会の魅力を知っていただくために、ハガキを作ってみました。1935年の発足以来、79年にわたって宇部の地で「神の国」の福音を伝え続けている宇部カトリック教会。1950年に宇部教会の分教会として山陽小野田市に設立さ…

祈りの小箱(148)『真理の言葉』

『真理の言葉』 正しさと真理の違いは何でしょう。いろいろな説明があると思いますが、はっきりしているのは、真理はすべての人の心に響くということです。すべての人の心を照らし、すべての人の心に届くからこそ真理なのだと思います。それを拒む人でも、心…

フォト・ライブラリー(444)公園のスズメたち〜巣立ちの季節2

公園のスズメたち〜巣立ちの季節2 前回に続いて、巣立ちの季節を迎えたスズメたちの様子を写真でご紹介したいと思います。まずは、2羽の子どもたちを連れたスズメの親子から。 大きな口を開けて餌をねだる子どもたちを、慈しみ深く見つめるお母さん。子を思…

バイブル・エッセイ(402)『愛だけが残る』

『愛だけが残る』 十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示しておかれた山に登った。そして、イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた。イエスは、近寄って来て言われた。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは…