2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧
クリスマス実習終了のお知らせ 遅くなりましたが、クリスマスおめでとうございます。予定より3日ほど遅れましたが、本日、マウンテン州でのクリスマス実習を終えて無事マニラに戻ってきました。出発地点のナトニンからマウンテン州の州都ボントックまでジー…
《クリスマス実習開始のお知らせ》 今、ルソン島北部にあるマウンテン州の州都、ボントックの司教館でこの文章を書いています。四方を標高2000mほどの山に囲まれた盆地にある、人口約1万人のとても美しい街です。街自体は標高850mほどで、先日まで滞在して…
ここからは、資源ゴミの再利用で生計を立てる人々の住むスモーキー・マウンテンの最貧地帯の写真です。ここでも、1人のお母さんが赤ん坊を誇らしげに抱きかかえながらわたしの方にやって来て、写真を撮ってくれと話しかけてくれました。 スラム街の小さな空…
スラム化した仮設住宅の内部です。子どもが多いのでしょうか、この家の前にはたくさんの洗濯物が吊るされていました。 廃品回収した段ボールを整理していた青年から、写真を撮ってほしいというリクエストがありました。自分が働く姿に誇りがあるのでしょう。…
狭い通路で、子どもたちがゴム飛びをして遊んでいました。子どもたちは、どんな場所でも遊び場にしてしまいます。 海沿いのスラム街です。左側の家々は、海の中に組まれた足場の上に建てられています。 お母さんと赤ちゃんの写真を撮っていると、真ん中から…
Happy Land 2010 2010年11月28日(日) ハッピー・ランドの入り口付近です。道は舗装されておらず、あちこちに水たまりやぬかるみがあります。 元気な子どもたちが、わたしたちを歓迎してくれました。兄妹なのかもしれません。 スラム化した仮設住宅を外から見…
マザー・テレサの呼びかけ 説教が終わって、いよいよ初誓願の宣立が始まった。最初に誓願を立てる6人のシスターが1人1人誓願宣立の決意を表明するのを聞いているだけで、わたしはもう涙がこみ上げてきた。彼女たちはこれから、財産も家族も何もかも後に置き…
12月5日(土) M.C.初誓願式 15年前の記憶 第三修練仲間のティト神父、プスポ神父と一緒に、トンドのサント・ニーニョ教会で行われた「神の愛の宣教者会」(Missionaries of Charity,略称M.C.)の初誓願式に行ってきた。 M.C.の初誓願式にはカルカッタで4回、ロ…
カルカッタ、マザー・ハウス前の大通りの雑踏。 Cppy Right:片柳弘史 《宇部からの報告》 11月に宇部で行われたマザー・テレサ生誕100年記念写真展について、カトリック宇部教会からご報告がありましたので紹介させていただきたいと思います。これほどたくさ…
スモーキー・マウンテン スモーキー・マウンテンに入って行くと、中心部を通る道で日本人らしい人を見かけた。話しかけると、日本からボランティアで来たカメラマンの方だった。近くの「バスーラの家」という施設でボランティアをしているという。映画『スカ…
仮設住宅 ミサが終わった後、わたしたちは仮設住宅地域へと向かった。窓もなく、大きな倉庫にしか見えない建物に、数千人の人々が生活している地域だ。 建物の入り口付近は泥水でぬかるみ、詰まった排水溝から汚水がすさまじい臭いを発しているのはここも同…
スラム街のミサ 海沿いの家々を回って歩いたあと、わたしたちはミサに出るためにハッピー・ランドの中心部にある教会へと向かった。スラム街の家屋の中にあっては大きくて立派な建物だが、それでも通常の教会に比べればずいぶん簡素だ。屋根の上に立てられた…
海沿いの家々 わたしたちはまず、海沿いに広がるスラム街に向かった。ナボタスと同じで、ここでも人々は海の中にまで足場を組んで家を建てて暮らしている。ナボタスとの違いは、ほとんどの家に水道や電気が通っていないということだ。水は、何か所かにある共…
ハッピー・ランド訪問 2010年11月28日(日) 信じがたい現実 日曜日にマザー・テレサのシスターたちと一緒にハッピー・ランドと呼ばれるスラム街を訪問してもう数日が過ぎたが、あまりにもショックが大きすぎてまだ立ち直れないでいる。思い出すと腐敗したゴミ…
スラム街の中の道は迷路のように入り組んでいますが、生まれたときからこの街で暮らしているネンの後についていけば安心です。 井戸水を汲んでいる女性と出会いました。サーパン・パライの大半の場所には水道と電気が通っていますが、まだ井戸も健在のようで…
斜面を少年が駆け下りていきます。この下に、さらに家が立ち並んでいます。 道で遊んでいる子どもたちと出会いました。メンコやゴム飛び、石けりなどが主な遊びのようです。昔の日本みたいですね。 女の子たちは恥ずかしがって隠れてしまいましたが、男の子…