2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

やぎぃの日記(138)大船渡から4

3月30日(金)大船渡から4 今日は一日中、大船渡教会で木材の片づけをして過ごした。津波で海水をかぶったために弱った木々や、その周辺の木々が、伐採されたまま数か月も教会の庭先に山積みになっていたのだ。 山積みになった木を、一本一本取り出してはのこ…

やぎぃの日記(137)大船渡から3

3月29日(木)大船渡から3 大槌ベースから応援の要請があり、今日は大槌漁港で漁師さんたちの手伝いをした。殻の隅に穴を明けられたホタテ貝を、プラスチックの留め具を使ってロープに付けていくという作業だ。一本のロープは15mほどの長さで、それに約150個…

やぎぃの日記(136)大船渡から2

3月28日(水)大船渡から2 第2日目は、大槌町にある被災地支援拠点、カトリック長崎教区大槌ベースを訪問することから始まった。諏訪司教様が視察に行かれるこの機会に、いまだ復興が大幅に遅れている大槌の様子を見てきてはどうかとベースの方が配慮してくだ…

やぎぃの日記(135)大船渡から1

3月27日(火)大船渡から1 六甲教会大船渡ボランティアチームの11名は、無事、カトリック大阪教会管区が運営する大船渡ベース「地の森いこいの家」に到着した。 初日から驚くような出会いがいくつかあった。まず、伊丹空港で高松教区長の諏訪榮治朗司教様とた…

フォト・ライブラリー(247)大阪城公園の梅2012〜後半

大阪城公園の梅2012〜後半 梅林のどこからでも東洋一の巨城、大阪城の天守閣が見えます。まさに天下の梅林ですね。 この梅、よく見ると一本の木に白梅と紅梅が入り混じって咲いています。「思いのまま」という品種だそうです。 梅林全体も美しいですが、枝の…

バイブル・エッセイ(264)殻を破って

殻を破って 祭りのとき礼拝するためにエルサレムに上って来た人々の中に、何人かのギリシア人がいた。彼らは、ガリラヤのベトサイダ出身のフィリポのもとへ来て、「お願いです。イエスにお目にかかりたいのです」と頼んだ。フィリポは行ってアンデレに話し、…

フォト・ライブラリー(246)大阪城公園の梅2012〜前半

大阪城公園の梅2012〜前半 例年と比べて1ヶ月近く開花が遅れていた大阪城公園の梅林ですが、ついに満開になりました。玉造での会議の前、少し早く大阪に出て散策してみました。 とても鮮やかな紅梅です。この梅林の大きな特徴は、100種類もの梅の品種が混ぜ…

《3.11メッセージ「被災地の苦しみを共に担う使命」》

★3月11日、カトリック梅田教会で開催された3.11祈りの集いでお話ししたメッセージを、簡単にまとめてみました。考えるための手掛かりになれば幸いです。 3.11メッセージ「被災地の苦しみを共に担う使命」 東日本で大震災が発生したとのニュースを聞いたのは…

《講座「マザー・テレサに学ぶキリスト教」御案内》

●PDF版はこちらから⇒「マザー・テレサに学ぶキリスト教」御案内チラシ.PDF

フォト・ライブラリー(245)北野天満宮の梅・後半

北野天満宮の梅・後半 つい先日まで合格祈願の学生さんたちで込み合っていたという天満宮の境内、学生さんたちにも無事に春は訪れたのでしょうか。 境内に入ると大きな梅の古木が目立ちます。ごつごつした、たくましい枝ぶりです。 本殿の前にある梅の古木。…

フォト・ライブラリー(244)北野天満宮の梅・前半

北野天満宮の梅・前半 城南宮からバスと電車を乗り継ぎ、北野天満宮までやって来ました。あちらがピンク色の洪水だったので、天満宮の白梅がとても新鮮に見えました。そう言えば、この辺りの地名は北野白梅町です。 すっきりと真っ直ぐに伸びた白梅の一枝、…

フォト・ライブラリー(243)城南宮神苑の枝垂れ梅・後半

城南宮神苑の枝垂れ梅・後半 見事な枝ぶりですが、こんなにたくさん花がついていて重くないのでしょうか。風が吹いたら折れてしまわないかと心配になります。 朝9時に着いた頃は小雨が降っていたのですが、1時間くらいで降りやみ、青空が広がり始めました。…

バイブル・エッセイ(263)十字架を見上げて

十字架を見上げて イエスはニコデモに言われた。「モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じ…

フォト・ライブラリー(242)城南宮神苑の枝垂れ梅・前半

城南宮神苑の枝垂れ梅・前半 京都新聞のホームページで城南宮の梅林の写真をたまたま見かけた時、目が釘付けになってしまいました。見事な枝垂れの白梅と紅梅が庭一面、豪華絢爛に咲き誇っていたからです。これは行ってみようと思い、先週の木曜日、さっそく…

バイブル・エッセイ(262)一つの教え

一つの教え 一人に律法学者が進み出て、イエスに尋ねた。「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか。」イエスはお答えになった。「第一の掟は、これである。『イスラエルよ、聞け、わたしたちの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、精神を尽くし、…

《藤沢・京都での講演会》

講演会のお知らせ 少し先のことになりますが、5月に神奈川で、6月に京都でマザー・テレサの「霊的な闇」についての講演会を行うことになりましたのでお知らせいたします。今年は、1997年にマザーが帰天して15年に当たる節目の年、この機会にマザーが残してく…

フォト・ライブラリー(241)早春の京都府立植物園・最終回

早春の京都府立植物園・最終回 神秘的なまでに美しいデイジーの花びら、まるで太陽のように輝いています。 こちらもゴージャスな花びらです。まるで、おとぎ話の御姫様が着ているドレスのようですね。 つつましやかですが、太陽に向かって凛と咲く姿が素敵で…

やぎぃの日記(134)被災地への寄付金贈呈

被災地への寄付金贈呈 2月26日の晩、カトリック神戸中央教会で、神戸の超教派クリスチャン青年たちが被災地で心の支援活動を続ける「パストラルケアセンター・ハグハウス」代表の堤澄子さんに、総額38万円の寄付金を贈呈した。寄付金は、昨年11月に行われた…

フォト・ライブラリー(240)早春の京都府立植物園5

早春の京都府立植物園5 金色のドレスで着飾ったリビングストン・デイジー。確かに、ソロモンでさえこれほどには着飾っていなかったでしょう。 こちらはワスレナグサ。何だかちょっと切ない名前です。 白いネモフィラ。寄せ植えされることの多い花ですが、一…

バイブル・エッセイ(261)信用できる友だち

信用できる友だち イエスは過越祭の間エルサレムにおられたが、そのなさったしるしを見て、多くの人がイエスの名を信じた。しかし、イエス御自身は彼らを信用されなかった。それは、すべての人のことを知っておられ、人間についてだれからも証ししてもらう必…

フォト・ライブラリー(239)早春の京都府立植物園4

早春の京都府立植物園4 特設の大温室「花回廊」に咲き誇る花々、次はアネモネです。名前からして可愛らしいですね。 花の細部まで完璧なまでの美しさに仕上げられています。ふと、「今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装…

バイブル・エッセイ(260)隅の親石

隅の親石 「もう一つのたとえを聞きなさい。ある家の主人がぶどう園を作り、垣を巡らし、その中に搾り場を掘り、見張りのやぐらを立て、これを農夫たちに貸して旅に出た。さて、収穫の時が近づいたとき、収穫を受け取るために、僕たちを農夫たちのところへ送…

フォト・ライブラリー(238)早春の京都府立植物園3

早春の京都府立植物園3 植物園の芝生広場で「花の回廊〜早春の植物展」が開催されていました。春に花咲く植物が所狭しと並べられた、長さ100mほどの特設ビニール温室です。まずは菜の花。春を待ち焦がれていたミツバチたちが、花から花へ忙しそうに飛び回っ…

バイブル・エッセイ(259)仕えるために

仕えるために ゼベダイの息子たちの母が、その二人の息子と一緒にイエスのところに来て、ひれ伏し、何かを願おうとした。イエスが、「何が望みか」と言われると、彼女は言った。「王座にお着きになるとき、この二人の息子が、一人はあなたの右に、もう一人は…

フォト・ライブラリー(237)早春の京都府立植物園2

早春の京都府立植物園2 早春の庭園で福寿草と人気を二分していたのがこの花、節分草です。名前の通り2月の初旬、節分の頃に咲くこの可憐な花、これだけの群落があるとはさすが京都府立植物園です。 ちょっと複雑な形をしていますが、実は花びらに見える白い…

フォト・ライブラリー(236)早春の京都府立植物園1

早春の京都府立植物園 先週の木曜日、前から気になっていた京都府立植物園に行ってみました。今年は梅の開花が遅れていますが、植物園に行けば何か春の花が見られるかもしれないと思ったからです。行ってみると、何かどころではありません。早春に咲く花が、…

バイブル・エッセイ(258)三つの仮小屋

三つの仮小屋 イエスは、ただペトロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。イエスの姿が彼らの目の前で変わり、服は真っ白に輝き、この世のどんなさらし職人の腕も及ばぬほど白くなった。エリヤがモーセと共に現れて、イエスと語り合っていた。ペ…

バイブル・エッセイ(257)底抜けのお人よし

底抜けのお人よし 「あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、…

バイブル・エッセイ(256)兄弟に腹を立てる者は

兄弟に腹を立てる者は あなたがたも聞いているとおり、昔の人は『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける。兄弟に『ばか』と言う者は、最高法院に引き渡され、『愚か…

フォト・ライブラリー(235)「咲くやこの花館」散策3

「咲くやこの花館」散策3 「咲くやこの花館」の特徴は、巨大な温室をいくつもの部屋に区切り、地球上のさまざまな気候帯を再現していることです。その一つ、高山気候を再現した温室で、思いがけずエーデルワイスと出会いました。その気高い美しさは、アルプ…