2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

バイブル・エッセイ(937)悔いのない人生

悔いのない人生 「気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。それは、ちょうど、家を後に旅に出る人が、僕たちに仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目を覚ましているようにと、言いつけておくような…

こころの道しるべ(41)よさを分かち合う

よさを分かち合う 誰もが、その人だけのよさを持ったかけがえのない存在。ですがそのよさは、独り占めにするためではなく、みんなと分かち合うためのもの。自分のよさに気づき、それを誰かのために生かすとき、わたしたちは自分の人生の意味や価値を実感する…

バイブル・エッセイ(936)信じる力

信じる力 「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。そして、すべての国の民がその前に集められると、羊飼いが羊と山羊を分けるように、彼らをより分け、羊を右に、山羊を左に置く。そこで、王は右側にいる人たちに言う。『…

【新刊】『やさしさの贈り物~日々に寄り添う言葉366』発売!

『こころの深呼吸』に待望の姉妹編が登場! 『やさしさの贈り物~日々に寄り添う言葉366』(教文館・900円+税)ただいま予約受付中。 Amazon⇒amazon.co.jp/dp/4764200384/… 楽天ブックス⇒books.rakuten.co.jp/rb/16509697/ イーショップ教文館⇒https://shop-kyo…

こころの道しるべ(40)喜びあって生きる

喜びあって生きる わたしたちが見ているのは、相手の人生のほんの一部分。相手が見せる一番よいところだけを見て、うらやましがっても仕方ありません。むしろ、辛いことが多い人生の中に起こったささやかなよいことを、互いに喜びあって生きてゆけますように…

バイブル・エッセイ(935)わずかなものに愛を込める

わずかなものに愛を込める 「天の国はまた次のようにたとえられる。ある人が旅行に出かけるとき、僕たちを呼んで、自分の財産を預けた。それぞれの力に応じて、一人には五タラントン、一人には二タラントン、もう一人には一タラントンを預けて旅に出かけた。…

こころの道しるべ(39)あたたかい目で

あたたかい目で 自分より若い人の言動に腹が立ったなら、同じくらいの年齢のとき、自分はどうだったかと考えましょう。「自分も似たようなことを言っていた」「もっと生意気だったかもしれない」と気づけば、まずは受け入れ、あたたかく見守ろうと思えるでし…

バイブル・エッセイ(934)人の思惑、神の時

人の思惑、神の時 「天の国は次のようにたとえられる。十人のおとめがそれぞれともし火を持って、花婿を迎えに出て行く。そのうちの五人は愚かで、五人は賢かった。愚かなおとめたちは、ともし火は持っていたが、油の用意をしていなかった。賢いおとめたちは…

こころの道しるべ(38)短い時間でも

短い時間でも 病気や事故で早く亡くなったからといって、かわいそうな人、不幸な人とは限りません。短い時間であっても、精いっぱいに生きたその人の人生には、確かに意味があったのです。一緒に過ごせた日々を感謝し、心に深く刻むことができますように。 ※…

バイブル・エッセイ(933)じっと見つめるまなざし

じっと見つめるまなざし イエスはこの群衆を見て、山に登られた。腰を下ろされると、弟子たちが近くに寄って来た。そこで、イエスは口を開き、教えられた。「心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。悲しむ人々は、幸いである、その…