2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

こころの道しるべ(98)神さまからのプレゼント

神さまからのプレゼント わたしたちの命は、神さまからのプレゼント。いやな顔をしたり、途中で放り出したりすれば、神さまはどんなに悲しむでしょう。笑顔で受け取り、最後の日まで大切に生きましょう。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』(教文…

フォト・ライブラリー(602)カトリック宇部教会「クリスマス・ファンタジー」

カトリック宇部教会「クリスマス・ファンタジー」 今年も、カトリック宇部教会の聖堂エントランスに、御降誕の夜をリアルに再現したジオラマが作られました。庭には、子どもたちが喜ぶイルミネーションも。ご近所のみなさんにもなかなか好評のようで、たくさ…

バイブル・エッセイ(1003)共に探し求める~共同識別の神秘

共に探し求める~共同識別の神秘 イエスの両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をした。イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。祭りの期間が終わって帰路についたとき、少年イエスはエルサレムに残っておられたが、両親はそれに…

バイブル・エッセイ(1002)神の子の栄光

神の子の栄光 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。 言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。 光は暗闇の中…

バイブル・エッセイ(1001)魂の安らぎ

魂の安らぎ そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。ヨセフもダビデの家に属し…

こころの道しるべ(97)耐えられる苦しみ

耐えられる苦しみ 耐えられないほどひどい苦しみも、誰かがそばにいて手を握ってくれるなら耐えられる苦しみに変わります。愛する人の苦しみをなくすことはできなくても、耐えられる苦しみに変えることならできるのです。 『こころの深呼吸~気づきと癒やし…

バイブル・エッセイ(1000)信じる者の幸い

信じる者の幸い そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子がおどった。エリサベトは聖霊に満たされて、声高らかに言った…

こころの道しるべ(96)間違って引いた線さえ

間違って引いた線さえ すぐれた画家は、間違って引いた線さえ、美しい絵の一部にしてしまいます。わたしたちの人生もそれと同じ。消せない間違いを、いつまでも気にする必要はありません。あきらめずに描き続け、美しい人生の一部にしてしまいましょう。 『…

バイブル・エッセイ(999)ニつの喜び

二つの喜び 主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます。どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めている…

こころの道しるべ(95)人間の偉大さ

人間の偉大さ 人間の偉大さは、これまでに手に入れたものや成し遂げたこと、世間の評判などによっては決まりません。いまこの瞬間、どれだけ誠実に人と向かい合えるか、見返りを求めず自分を与えられるか、目の前の相手を幸せにできるかによって決まります。…

バイブル・エッセー(998)心の大掃除

心の大掃除 皇帝ティベリウスの治世の第十五年、ポンティオ・ピラトがユダヤの総督、ヘロデがガリラヤの領主、その兄弟フィリポがイトラヤとトラコン地方の領主、リサニアがアビレネの領主、アンナスとカイアファとが大祭司であったとき、神の言葉が荒れ野で…

こころの道しるべ(94)物語の意味

物語の意味 物語は、途中で終わってしまえば意味がありません。最後まで書き上げたときに意味が生まれるのです。わたしたちの人生もそれと同じ。意味があるから生きるのではありません。最後まで生き抜くからこそ意味が生まれるのです。 『こころの深呼吸~…