2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

バイブル・エッセイ(949)愛の権威

愛の権威 イエスは、安息日に(カファルナウムの)会堂に入って教え始められた。人々はその教えに非常に驚いた。律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。そのとき、この会堂に汚れた霊に取りつかれた男がいて叫んだ。「ナザレ…

道しるべ(50)祈りは愛

祈りは愛 愛する誰かが苦しんでいるのに、自分には何もしてあげられることがない。そんなとき、わたしたちはその人のために祈ります。誰かのために祈るとは、祈らずにはいられないほど、その人を愛しているということなのです。 『やさしさの贈り物~日々に…

バイブル・エッセイ(948)一歩を踏み出す勇気

一歩を踏み出す勇気 ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが…

こころの道しるべ(49)自分との対話

自分との対話 一人ぼっちでさびしいときは、自分の心と対話しましょう。わたしは何を恐れているのか、いま本当にしたいことは何なのか、自分の心に問いかけ、自分を深く知ってゆく。そんな対話が始まれば、一人でもまったくさびしくありません。 『やさしさ…

バイブル・エッセイ(947)救いを生きる

救いを生きる ヨハネは二人の弟子と一緒にいた。そして、歩いておられるイエスを見つめて、「見よ、神の小羊だ」と言った。二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った。イエスは振り返り、彼らが従って来るのを見て、「何を求めているのか」と言われた。彼ら…

心のみちしるべ(48)ゆるされてこそ

ゆるそれてこそ 誰かを批判したくなったときには、もし周りの人たちが同じくらい厳しい基準で自分を評価したらどうなるか想像してみましょう。ゆるされているからこそいまの自分がある。そのことに気づけば、わたしたちも誰かをゆるせるようになるでしょう。…

バイブル・エッセイ(946)天から響く愛の声

天から響く愛の声 (そのとき、洗礼者ヨハネは)こう宣べ伝えた。「わたしよりも優れた方が、後から来られる。わたしは、かがんでその方の履物のひもを解く値打ちもない。わたしは水であなたたちに洗礼を授けたが、その方は聖霊で洗礼をお授けになる。そのこ…

こころの道しるべ(47)誰もが最高傑作

誰もが最高傑作 誰もが、世界でたった一人、自分だけにしかないよさを持った神さまの最高傑作。もし「わたしなんかつまらない人間だ」と思っているなら、それは自分のよさにまだ気づいていないだけ。自分が自分であることに、誇りを持って生きられますように…

バイブル・エッセイ(945)起きよ、光を放て

起きよ、光を放て 起きよ、光を放て。あなたを照らす光は昇り、主の栄光はあなたの上に輝く。見よ、闇は地を覆い、暗黒が国々を包んでいる。しかし、あなたの上には主が輝き出で、主の栄光があなたの上に現れる。国々はあなたを照らす光に向かい、王たちは射…

バイブル・エッセイ(944)寄り添う母マリア

寄り添う母マリア 羊飼いたちは急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。その光景を見て、彼らは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。しかし…