2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

こころの道しるべ(203)人生の意味

人生の意味 「もう駄目だ」と思うとき、前提になっているのは「これができなければ、これを失えば、自分の人生には意味がない」という思い込み。たとえすべてを失っても、生きているだけで人生には意味があります。駄目なことなど何もありません。 『やさし…

バイブル・エッセイ(1126)悪霊を退ける

悪霊を退ける イエスは、安息日に(カファルナウムの)会堂に入って教え始められた。人々はその教えに非常に驚いた。律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。そのとき、この会堂に汚れた霊に取りつかれた男がいて叫んだ。「ナ…

こころの道しるべ(202)緊張の糸

緊張の糸 気持ちが張りつめているときは、休まなくても疲れを感じず、普段の何倍も働くことができます。ですがそれは、これまで蓄えた力をすべて出し切ったということ。緊張の糸が切れたときには、動けなくなるのが当たり前です。あせらず、ゆっくり回復を待…

バイブル・エッセイ(1125)人間をとる漁師

人間をとる漁師 ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で…

こころの道しるべ(201)無理のない計画

無理のない計画 気になることがあると、時間があっても、落ち着いて何かに取り組むことができません。たくさんのことができると思っても、実際にはあまりできずに時間が過ぎ、いら立ちが募るのです。無理な計画を立てず、できることから始めましょう。 『や…

バイブル・エッセイ(1124)何を求めているのか

何を求めているのか ヨハネは二人の弟子と一緒にいた。そして、歩いておられるイエスを見つめて、「見よ、神の小羊だ」と言った。二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った。イエスは振り返り、彼らが従って来るのを見て、「何を求めているのか」と言われた…

こころの道しるべ(200)互いの幸せ

互いの幸せ 憎しみあう人たちのあいだでは、相手の不幸が自分の幸せ。だから、互いに足を引っ張りあって、共倒れになるのです。愛し合う人たちのあいだでは、相手の幸せが自分の幸せ。だから、互いを幸せにしようと努力し、二人とも幸せになれるのです。 『…

バイブル・エッセイ(1123)わたしたちの救い

わたしたちの救い イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見…

バイブル・エッセイ(1122)苦しみの意味

苦しみの意味 そのとき、羊飼いたちは、急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。その光景を見て、彼らは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った…