2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

バイブル・エッセイ(928)神様への愛を貫く

神様への愛を貫く 「あなたたちはどう思うか。ある人に息子が二人いたが、彼は兄のところへ行き、『子よ、今日、ぶどう園へ行って働きなさい』と言った。兄は『いやです』と答えたが、後で考え直して出かけた。弟のところへも行って、同じことを言うと、弟は…

こころの道しるべ(32)正しい問い

正しい問い 人生には、「なぜこうなったのか」と考えても答えの出ないことばかり。どんなに考えても分からないときは、問いを“Why”から“How”に変えましょう。「どうしたら状況を少しでもよくできるか」と考えれば、答えは必ず見つかります。 ※このカードはこ…

バイブル・エッセイ(927)満たされて生きる

満たされて生きる 「天の国は次のようにたとえられる。ある家の主人が、ぶどう園で働く労働者を雇うために、夜明けに出かけて行った。主人は、一日につき一デナリオンの約束で、労働者をぶどう園に送った。また、九時ごろ行ってみると、何もしないで広場に立…

こころの道しるべ(31)大きなぬくもり

大きなぬくもり怒りや憎しみ、傲慢は、大きな力で相手を打ち砕きますが、歯止めが利かないために自滅します。ゆるしや労り、謙虚さは、大きなぬくもりですべてを包み込み、どこまでも成長してゆきます。本当に強いのは、力ではなくぬくもりなのです。 ※この…

バイブル・エッセイ(926)なぜゆるすのか

なぜゆるすのか そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。そこで、天の…

こころの道しるべ(30)正解はない

正解はない 人と出会えば出会うほど、それぞれにまったく違った、味わい深い人生があることが分かります。人生を知るとは、人生の正解にたどり着くことではなく、人間の生き方は人それぞれであり、たった一つの正解などないと気づくということなのです。 ※こ…

バイブル・エッセイ(925)つなぎとめる使命

つなぎとめる使命 「兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って二人だけのところで忠告しなさい。言うことを聞き入れたら、兄弟を得たことになる。聞き入れなければ、ほかに一人か二人、一緒に連れて行きなさい。すべてのことが、二人または三人の証人の口…

こころの道しるべ(29)何か一つ願うなら

何か一つ願うなら 満たされる人は、ほんのわずかなもので満たされますが、満たされない人は、たとえ全世界を手に入れても満たされることがありません。何か一つだけ神さまに願うとすれば、ほんのわずかなもので満たされる、謙虚な心を願いましょう。 ※このカ…

【新刊】『希望する力~コロナ時代を生きるあなたへ』

【新刊】『希望する力~コロナ時代を生きるあなたへ』 上智大学ソフィア会主催のオンライン同窓会「Net de ASF」で行われた晴佐久昌英神父様との対談が本になりました。1万5千字の対談に、対談を振り返っての論考3万字分を追加。コロナ時代の教会のあり方を…