2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

バイブル・エッセイ(974)生かすためにこそ

生かすためにこそ イエスが舟に乗って再び向こう岸に渡られると、大勢の群衆がそばに集まって来た。イエスは湖のほとりにおられた。会堂長の一人でヤイロという名の人が来て、イエスを見ると足もとにひれ伏して、しきりに願った。「わたしの幼い娘が死にそう…

こころの道しるべ(71)愛は祈り

愛は祈り 愛が相手に届くとは限らないし、理解されるとも限りません。ですが、いつか必ず届く、きっと分かってもらえると信じて、祈るような気持ちで捧げ続けましょう。すべての愛は、本質的に祈りなのです。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』(…

バイブル・エッセイ(973)心を静める

心を静める その日の夕方になって、イエスは、「向こう岸に渡ろう」と弟子たちに言われた。そこで、弟子たちは群衆を後に残し、イエスを舟に乗せたまま漕ぎ出した。ほかの舟も一緒であった。激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、水浸しになるほどであった…

こころの道しるべ(70)幸せはもう手の中に

幸せはもう手の中に 手に入れたもののことは忘れ、まだ持っていないものを追いかけてしまうわたしたち。まだ持っていないものではなく、もう持っているものに目を向け、持っているものに感謝しましょう。幸せになるために必要なものは、もうわたしたちの手の…

バイブル・エッセイ(972)蒔かれた種

蒔かれた種 「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができ…

こころの道しるべ(69)愛することはゆるすこと

愛することはゆるすこと 誰かを愛するとは、思った通りにならない相手をゆるし、受け入れるということ。自分を愛するとは、思った通りにならない自分自身をゆるし、受け入れるということ。愛するとはゆるすこと、ゆるすとは愛することなのです。 『こころの…

バイブル・エッセイ(971)キリストの体と共に

キリストの体と共に 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取りなさい。これはわたしの体である。」また、杯を取り、感謝の祈りを唱えて、彼らにお渡しになった。彼らは皆その杯から…

こころの深呼吸(68)自然体が一番

自然体が一番 自分を大きく見せようとする人は、かえって、自分に自信がない人と思われます。しきりと自分をけなす人は、かえって、自意識が過剰な人と思われます。自分にこだわらない、自然体が一番です。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』(教…