2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

こころの道しるべ(194)いまを大切に

いまを大切に 死を恐れてばかりいては、せっかく与えられた命を十分生きることができません。死を恐れるより、生きているいまを大切にしましょう。いつ死んでも悔いがないというくらい、いまを精いっぱいに生きましょう。 『やさしさの贈り物~日々に寄り添…

バイブル・エッセイ(1114)愛の報い

愛の報い 「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。そして、すべての国の民がその前に集められると、羊飼いが羊と山羊を分けるように、彼らをより分け、羊を右に、山羊を左に置く。そこで、王は右側にいる人たちに言う。『…

こころの道しるべ(193)心を満たすもの

心を満たすもの どんなに小さな恵みでも、大きな感謝で受け取れば、それで心は満たされます。どんなに大きな恵みでも、小さな感謝しかなければ、心は決して満たされません。心を満たすのは、恵み自体ではなく、恵みを受け取ったとき心に生まれる感謝なのです…

バイブル・エッセイ(1113)「天の国」の喜び

「天の国」の喜び 「天の国はまた次のようにたとえられる。ある人が旅行に出かけるとき、僕たちを呼んで、自分の財産を預けた。それぞれの力に応じて、一人には五タラントン、一人には二タラントン、もう一人には一タラントンを預けて旅に出かけた。さて、か…

こころの道しるべ(192)聞くのは自分

聞くのは自分 相手を傷つける言葉は、まず自分自身の心を傷つけます。相手をいたわる優しい言葉は、まず自分自身の心を温めます。どんな言葉も、最初に聞くのは自分自身。相手のためにも自分のためにも、よい言葉を選んで話すことができますように。 『やさ…

バイブル・エッセイ(1112)心に愛の火をともす

心に愛の火をともす 「天の国は次のようにたとえられる。十人のおとめがそれぞれともし火を持って、花婿を迎えに出て行く。そのうちの五人は愚かで、五人は賢かった。愚かなおとめたちは、ともし火は持っていたが、油の用意をしていなかった。賢いおとめたち…

こころの道しるべ(191)短い鉛筆

短い鉛筆 優れた画家は、汚れた短い鉛筆を使ってでも、美しい絵を描きあげます。「自分は罪深く、取るに足りない人間だ」と思っても、あきらめる必要はありません。神さまは、そんなわたしたちを使ってさえ、何か美しいものを作り出すことができるのです。 …

バイブル・エッセイ(1111)自分の心に聞く

自分の心に聞く イエスは群衆と弟子たちにお話しになった。「律法学者たちやファリサイ派の人々は、モーセの座に着いている。だから、彼らが言うことは、すべて行い、また守りなさい。しかし、彼らの行いは、見倣ってはならない。言うだけで、実行しないから…

こころの道しるべ(190)まだ知らない自分

まだ知らない自分 「わたしはこの程度の人間」と思って、あきらめるのは早すぎます。わたしたちが知っているのは、自分のほんの一部だけ。わたしたちの中には、まだたくさんの可能性が眠っているのです。「自分はまだ自分のことを知らない」という事実を、謙…