2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

バイブル・エッセイ(426)『使命に目覚める』

使命に目覚める 「気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。それは、ちょうど、家を後に旅に出る人が、僕たちに仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目を覚ましているようにと、言いつけておくような…

フォト・ライブラリー(479)教会の庭の小鳥たち2

教会の庭の小鳥たち2 あたたかい日が続いているせいか、教会の庭に、このところ毎日のようにメジロやシジュウカラの群れがやってきます。今回は、教会の庭をにぎわせている小鳥たちの姿を見ていただこうと思います。 サザンカの花に、頭から突っ込むようにし…

祈りの小箱(198)『あなたは、あなただからすばらしい』

『あなたは、あなただからすばらしい』 子どもを誉めるとき、つい「〜ができるなんて、きみはすごいね」と言ってしまうことがあります。できるように努力したことをほめ、子どもにやる気を出させるための励ましの言葉ですが、あまり使いすぎるのは危険だと思…

フォト・ライブラリー(478)宮島の紅葉2014

宮島の紅葉2014 久しぶりに丸一日のお休みをもらって、宮島に行ってきました。日本を代表する紅葉名所の一つ、安芸の宮島の紅葉をどうぞお楽しみください。 千畳閣付近から見た宮島の景色。黄金色に染まった銀杏の大木が、島全体を見渡しています。 五重塔と…

バイブル・エッセイ(425)『家庭から始まる愛』

『家庭から始まる愛』 「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。そして、すべての国の民がその前に集められると、羊飼いが羊と山羊を分けるように、彼らをより分け、羊を右に、山羊を左に置く。そこで、王は右側にいる人た…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージから■ 11月13日(木)朝のミサ 「家族のために奮闘している、たくさんのキリスト教徒たちの努力を思いましょう。子どもや両親を世話し、月末には手元に半ユーロしか残らなくても祈り続ける人々のことを思いましょう。…

フォト・ライブラリー(477)教会の庭の小鳥たち1

教会の庭の小鳥たち1 寒さが厳しくなり、森の餌が少なくなってきたせいか、近頃、教会の庭で小鳥たちの姿をよく見かけます。今回は、教会の庭にやって来る小鳥たちの写真をお届けします。 まずは、サザンカの花にやって来るメジロたち。メジロは、もっぱら花…

祈りの小箱(197)『世界という舞台』

『世界という舞台』 「わたしなんかいても、いなくても同じだ。わたしの人生に意味なんかない。」世界の厳しい現実にもまれる中で、わたしたちはついそんな風に思ってしまうことがあります。そんなときには、この世界を一つの大きな舞台だと考えてみてはどう…

フォト・ライブラリー(476)秋の風景〜宇部・小野田

秋の風景〜宇部・小野田 日に日に深まっていく宇部・小野田の秋。この1週間の印象的な風景をご紹介したいと思います。まずは、教会の庭から見た朝日。向かいの公園の木々の間から昇ってきます。 朝8時頃、宇部市の上空にかかった雲のあいだから光芒が射しま…

バイブル・エッセイ(424)『神様から与えられた役割』

『神様から与えられた役割』 「天の国はまた次のようにたとえられる。ある人が旅行に出かけるとき、僕たちを呼んで、自分の財産を預けた。それぞれの力に応じて、一人には五タラントン、一人には二タラントン、もう一人には一タラントンを預けて旅に出かけた…

祈りの小箱(196)『生まれてくる意味』

『生まれてくる意味』 「何のために生きているのか、意味が分からない」という悩みを聞くことがあります。「もしかしたら自分の人生には意味がないのではないか」、「生きていても仕方がないのではないか」、中にはそんな風に思い詰める人もいます。生きてい…

祈りの小箱(195)『人生にまわり道はない』

『人生にまわり道はない』 「ここに来るまで、ずいぶんまわり道をしてしまいました。」60歳を過ぎて洗礼を受けたある男性がそうつぶやきました。若いころから教会に憧れていたのだけれど、結婚したり仕事が忙しくなったりで、なかなか来れなかった。もっと早…

祈りの小箱(194)『よいこと、悪いことは半分ずつ』

『よいこと、悪いことは半分ずつ』 どんなことにもよい面と悪い面があるものですが、わたしたちはついつい、よい面だけを見て人をうらやんでしまうことがあります。例えば結婚。あるとき、一人暮らしのおばあさんがこんなことを言っていました。 「おじいさ…

フォト・ライブラリー(475)秋の風景〜宇部・小野田・山口

秋の風景〜宇部・小野田・山口 11月に入ってすっかり秋めいてきた山口県から、身近で見かけた秋の景色をお届けします。まずは、山口サビエル記念聖堂のすばらしい紅葉から。グロットのマリア様もうれしそうです。 真っ赤に色づいたドウダンツツジ。かわいら…

バイブル・エッセイ(423)『誰もが神殿』

『誰もが神殿』 ユダヤ人の過越祭が近づいたので、イエスはエルサレムへ上って行かれた。そして、神殿の境内で牛や羊や鳩を売っている者たちと、座って両替をしている者たちを御覧になった。イエスは縄で鞭を作り、羊や牛をすべて境内から追い出し、両替人の…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージから■ 10月27日(月)朝のミサ 「『わたしはキリスト教徒だ。でもやりすぎないようにしている。』光にも闇にも属さない、グレーゾーンの信徒たちはこう言います。彼らは、そうすることで多くの害をもたらします。彼ら…

祈りの小箱(193)『雄弁な沈黙』

『雄弁な沈黙』 「神様、なぜわたしがこんな目に会わなければならないのですか。」ひどい苦しみの中で神様にそう問いかけても、神様は答えようとしません。神様は、なぜ黙ったまま、何も語りかけてくれないのでしょうか。神様の沈黙には、どんな意味があるの…

フォト・ライブラリー(474)蒜山研修会2014〜蒜山・大山スカイライン

蒜山研修会2014〜蒜山・大山スカイライン 広島教区司祭研修会、最終日は午前中で研修が終了。せっかくここまで来たのでと、ちょっと寄り道して大山(だいせん)を見物することにしました。 蒜山と大山を結ぶ「蒜山・大山スカイライン」。黄色く染まった銀杏の…

フォト・ライブラリー(473)蒜山研修会2014〜蒜山縦走

蒜山研修会2014〜蒜山縦走 広島教区の司祭研修会2日目。研修会は午前中で終わり、午後からは親睦の時間になりました。わたしは、山登りのグループに参加。上蒜山から中蒜山まで縦走しました。 秋の色に彩られた山道。真っ青な空を見上げながら、どんどん登っ…

フォト・ライブラリー(472)蒜山研修会2014〜秋の蒜山高原

蒜山研修会2014〜秋の蒜山高原 10月28〜30日の3日間、岡山県と鳥取県の県境に広がる蒜山高原で、広島教区の司祭研修会が行われました。研修も充実していましたが、お天気に恵まれて景色も最高。秋の蒜山の美しさを、3回に分けてご紹介しようと思います。 ま…

バイブル・エッセイ(422)『第二の死』

『第二の死』 「父がわたしにお与えになる人は皆、わたしのところに来る。わたしのもとに来る人を、わたしは決して追い出さない。わたしが天から降って来たのは、自分の意志を行うためではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行うためである。わたしを…

祈りの小箱(192)『悪魔の呪文』

『悪魔の呪文』 仕事がうまくいかないとき、疲れ切ってしまったとき、思いがけない失敗をしてしまったときなど、わたしたちはつい「もう駄目だ。どうせわたしなんか」と思ってしまいます。自分の力の限界に直面してくじけ、もうすべてが駄目だと思い込んでし…