2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

フォト・ライブラリー(220)北近江冬の旅〜北国街道

北近江冬の旅〜北国街道 長浜はかつて、京都と北陸をつなぐ北国街道の宿場町として栄えました。今でも街の繁華街は、北国街道沿いにあります。道の両側に商家が軒を連ね、大雪のこの日もたくさんの人たちで賑わっていました。 琵琶湖に面した長浜の街には、…

バイブル・エッセイ(244)「黙れ、出て行け」

「黙れ、出て行け」 イエスは、安息日に会堂に入って教え始められた。人々はその教えに非常に驚いた。律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。そのとき、この会堂に汚れた霊に取りつかれた男がいて叫んだ。「ナザレのイエス、…

フォト・ライブラリー(219)北近江冬の旅〜竹生島・後半

北近江冬の旅〜竹生島・後半 京都、東山の豊国廟から移設された国宝の唐門に到着。外は一面の雪景色です。 豊臣秀吉の御座船「日本丸」の櫓を利用して作られたと言われる、重要文化財の船廊下が、唐門と竹生島神社をつないでいます。格子戸の間から雪が流れ…

フォト・ライブラリー(218)北近江冬の旅〜竹生島・前半

北近江冬の旅〜竹生島・前半 お休みの日の朝、ふと「どこか遠くに行きたい」という気分になったので、JRの新快速で終点の長浜まで行ってきました。駅から出るとすごい大雪でびっくりしましたが、とりあえず遊覧船で竹生島を目指すことにしました。長浜港から…

バイブル・エッセイ(243)ひとりでに育つ愛

ひとりでに育つ愛 「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実…

フォト・ライブラリー(217)大阪城公園散策〜後半

大阪城公園散策〜後半 よく見ると、ロウバイと言ってもいくつかの種類があるのがわかります。この木は、ひときわ鮮やかな色ですね。 ロウバイの上品な香りに包まれながら、しばらく時間を忘れました。この季節にこれだけの花を見せてくれるロウバイに感謝で…

フォト・ライブラリー(216)大阪城公園散策〜前半

大阪城公園散策〜前半 1月25日、カトリック玉造教会に隣接する司教館で行われた月修の帰り道、ちょっと遠回りして大阪城公園を散策してみました。公園に入ると、真っ先に立派な天守閣が目に飛び込んできます。 御濠の周りに、数本だけ花を咲かせた桜の木があ…

《2012年度キリスト教入門講座のお知らせ》

《2012年度キリスト教入門講座のお知らせ》 来年度のキリスト教入門講座のラインナップが決定しました。来年度は、通勤、通学のみなさんが行き交うJR三宮駅のすぐ近くにある女子パウロ会書店(St.Paul Kobe)の2階を会場に、会社や学校帰りに参加していただき…

フォト・ライブラリー(215)長瀞のロウバイ

長瀞のロウバイ 東京に住んでいた頃、毎年、この時期になると秩父の長瀞までロウバイを見に行っていました。神戸からではさすがに遠すぎて行けないので、数年前に撮った写真で懐かしみたいと思います。 長瀞のロウバイ園は、サル山でも有名な宝登山の山頂に…

バイブル・エッセイ(242)神の国は近づいた

神の国は近づいた ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖…

やぎぃの日記(132)エキュメニズム勉強会

エキュメニズム勉強会 神戸地区の養成委員会からエキュメニズムについての勉強会をしてほしいと頼まれた。昨年からわたしが地区長として超教派の祈りの集いや社会活動などに力を入れているのを見て、エキュメニズムに関心を持つ信徒の方が増えて来たらしい。…

バイブル・エッセイ(241)サウルとイエス

サウルとイエス イエスが山に登って、これと思う人々を呼び寄せられると、彼らはそばに集まって来た。そこで、十二人を任命し、使徒と名付けられた。彼らを自分のそばに置くため、また、派遣して宣教させ、悪霊を追い出す権能を持たせるためであった。こうし…

フォト・ライブラリー(214)六甲八幡厄除大祭の夜

六甲八幡厄除大祭の夜 教会から歩いて5分ほどのところにある六甲八幡神社で、恒例の厄除大祭がありました。毎日のように散歩している静かな境内ですが、毎年1月18日と19日の2晩だけは、いつもと全く違った賑わいを見せます。六甲に来たばかりの年に、何も知…

やぎぃの日記(131)震災から17年目の朝に

震災から17年目の朝に 震災から17年目の朝、4時半に起きてカトリック神戸中央教会に向かった。阪神・淡路大震災の発生時刻である5時46分に行われる「追悼と新生のつどい」に参加するためだ。 5時20分頃に到着すると、聖堂ではすでに何人かの方々が熱心に祈っ…

やぎぃの日記(130)シンポジウム「地方教会から見た福音宣教」

シンポジウム「地方教会から見た福音宣教」 カトリック大阪梅田教会(サクラ・ファミリア)で開催される修道会・宣教会フォーラムのシンポジウムで、我らが神戸地区の宝、山野真美子さんとSr.渡辺かほるが司教様方と並んで地方教会での福音宣教について話すと…

バイブル・エッセイ(240)来なさい、そうすれば分かる

来なさい、そうすれば分かる ヨハネは二人の弟子と一緒にいた。そして、歩いておられるイエスを見つめて、「見よ、神の小羊だ」と言った。二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った。イエスは振り返り、彼らが従って来るのを見て、「何を求めているのか」と…

フォト・ライブラリー(213)教会学校餅つき大会

教会学校餅つき大会 教会学校で、新年恒例の餅つき大会が行われました。六甲学院や近隣のカトリック女子高の生徒たちも手伝ってくれて、正月らしいとても盛大な餅つきになりました。 調子よく餅つきをする高校生たちにつられて、わたしも思わず杵をとってし…

フォト・ライブラリー(212)ヤッホー会新年登山〜part 3

ヤッホー会新年登山〜part 3 天上寺跡から最後の登り道を息を切らして登り切り、ようやく摩耶山の山頂にたどり着きました。山頂には天狗岩と呼ばれる巨石があり、それを御神体として祀る神社が建っています。 これが天狗岩です。その昔、この辺りに住んでい…

フォト・ライブラリー(212)ヤッホー会新年登山〜part 2

ヤッホー会新年登山〜part 2 船の材料や燃料としてほとんどの木が伐採され、かつては禿山だったこともある六甲山には、大きな木があまり残っていません。例外は寺院によって樹木が守られていた旧摩耶山天上寺の周辺です。天上寺跡が近づいてくると、しだいに…

フォト・ライブラリー(211)ヤッホー会新年登山〜part 1

ヤッホー会新年登山〜part 1 1月9日、カトリック六甲教会ヤッホー会の面々と2012年の新年初登山をしました。青谷道から摩耶山に登り、山頂から穂高湖経由で森林植物園に下りるというコースでした。ヤッホー会というのは、山好きの仲間たちと一緒に山に登り、…

フォト・ライブラリー(210)春の足音

春の足音 先日、教会の庭を歩いていると、季節外れとも思えるほど華やかな黄色が目に飛び込んできました。気が付かないうちに、ロウバイが開花していたのです。 「蝋梅」の名前の通り、まるで蝋細工のように繊細な花びらです。この季節の冷たくて深い青空に…

フォト・ライブラリー(209)紅富士

紅富士 新年にはやはり富士山ということで、数年前に山中湖畔で撮影した写真をアップします。まずは、夜明け前の湖です。晴れた冬の日、夜明け前の湖は神秘的なピンク色に包まれます。 湖の向こう側から、太陽が昇り始めました。急な気温の変化のため、湖面…

バイブル・エッセイ(239)星を目指して

星を目指して イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たの…

バイブル・エッセイ(238)炎の城壁

炎の城壁 わたしが目を留めて見ると、ひとりの人が測り縄を手にしているではないか。「あなたはどこに行かれるのですか」と尋ねると、彼はわたしに、「エルサレムを測り、その幅と長さを調べるためです」と答えた。わたしに語りかけた御使いが出て行くと、別…

フォト・ライブラリー(208)2011年度越冬炊き出し

2011年度越冬炊き出し 昨年の12月28日から神戸市役所の隣にある東遊園地で行われていた越年越冬炊き出しが、今日終了しました。今日の炊き出しの様子を、写真でご紹介したいと思います。まずは、炊き出しに先立って行われた全体打ち合わせの様子です。マイク…

フォト・ライブラリー(207)2012年の初日の出

2012年の初日の出 2012年1月1日、深夜ミサのあと4時間ほど眠り、6時に起きて灘丸山公園に向かいました。初日の出を見るためです。この日の神戸の日の出時刻は7:06。20分ほど前に到着して、寒さに耐えながら地平線の彼方、少しずつ明るくなってきている方向を…

バイブル・エッセイ(237)一筋の光明

一筋の光明 通りがかりに、マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。イエスがその家で食事をしておられたときのことである。徴税人や罪人も大勢やって来て、イエスや弟子たちと…

《2012年・新年のご挨拶》

2012年・新年のご挨拶 皆さま、新年あけましておめでとうございます。 元日だった昨日、神戸市役所の隣で行われている越冬炊き出しに参加しながら「人間が幸せになるために、本当に必要なものはなんなのか」と考えていました。 噴水の縁に腰かけ、暖かな日差…

バイブル・エッセイ(236)心に納める

心に納める そのとき、羊飼いたちは、急いで行ってマリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思っ…